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一人旅(2019年 徳島県) [楽]

旅というほどではありませんが 年に数度の連休でしたので ゴロゴロしてるだけではなく どこかへ・・・と思い 以前から気になっていた 徳島県美馬市の「うだつの町並み」へ。

到着後 真っ先に向かったのは どうしてもこれが見たかった 脇町劇場(オデオン座)。

       (オデオン座外観)↓
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1934年(昭和9年)に建てられ 回り舞台や花道のある劇場。フランス・パリの国立劇場からの由来で 別称「オデオン座」とも呼ばれています。戦後は 芝居や歌謡ショー等が公演され 地域住民にとっては欠かせない娯楽の殿堂だったようです。

       (客席から)↓
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       (舞台上から)こんなところで表現すると 気持ちいいだろうなぁ・・・↓
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       (舞台上の照明機器)↓
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       (楽屋)↓
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       (二階客席から)↓
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       (舞台下・・・奈落の底)↓
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その後 老朽化などの理由により閉館されるまで主に映画館として利用されていました。閉館後は取り壊し予定でしたが 1996年(平成8年)に松竹映画「虹をつかむ男」の舞台となったことから 注目を集め 市指定文化財として修復され 一般公開されています。

とにかく見たかったオデオン座を後にして うだつの町並みを散策。

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300年以上前の建物もあり 独特の風情が感じられます。
残念ながらこの日は曇り空でしたが 晴れの日であれば 沈む夕日に照らされた街並みが 幻想的に美しく照らされるそうです。

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嘘を愛する女(2018年 東宝) [喜]

川原由加利(長澤まさみ) 小出桔平(高橋一生) 海原匠(吉田鋼太郎)
DAIGO 川栄李奈 黒木瞳 野波麻帆 初音映莉子 嶋田久作 奥貫薫 津嘉山正種

ビジネス界で最も活躍した女性 ウーマンオブザイヤー に選ばれた由加里。食品メーカーの第一線で働くキャリアウーマンには 同棲して5年になる彼 桔平がいた。
医学研究を職業とする桔平の収入は少なく 家事をする代わりに生活費の全ては由加里が担っていた。

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ある日 由加里と由加里の母との食事を 連絡なしにすっぽかした桔平。彼の帰りを待っている由加里を訪ねたのは刑事だった。
病院に運ばれていた桔平は くも膜下出血で意識がなく 昏睡状態だった。更に刑事から驚きの事実が伝えられる・・・

桔平が所持していた 免許証は偽造されたものだった・・・

騙され続けていたショックも隠し切れず 仕事でも失態を冒してしまった由加里は 意を決して私立探偵の海原に調査を依頼する。

調査中 桔平のことを「先生」と呼ぶ女子大生が現れ 彼が700枚にも及ぶ小説を執筆していたことを知る・・・

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そこに書かれていた 故郷 家族 幸せ・・・ これは桔平自身のことなのか それとも・・・ほかのだれかなのか。
由加里は小説の舞台となっている瀬戸内へ向かい 海原も後を追う。そして二人の調査が始まり 少しずつ 桔平の 過去に近づいていく・・・

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桔平は何故 由加里に嘘をつき 全てを隠して生きなければならなかったのか・・・

重い過去と そこから前を向くきっかけとなった出会い しかし 本当の過去を伝えられなかった苦悩・・・
桔平と由加里・・・それぞれの葛藤と 愛情が交錯する・・・

(敬称略)
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散歩する侵略者(2017年 松竹) [哀]

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世界は終わるのかもしれない それでも 一緒に生きたい・・・

加瀬鳴海(長澤まさみ) 加瀬真治(松田龍平) 立花あきら(恒松祐里)
明日美(前田敦子) 丸尾(満島真之介) 車田(児島一哉) 天野(高杉真宙)
鈴木(光石研) 牧師(東出昌大) 医者(小泉今日子) 品川(笹野高史)
桜井(長谷川博己) 他

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数日間行方不明だった真治が見つかった・・・ が 以前とは変わり 穏やかというか 物事を忘れたというか そして優しくなった真治に戸惑う妻の鳴海。
真治は働く事も出来ず 会社を辞め 毎日散歩に出かける 何をしているのか・・・

その頃 町では一家惨殺事件が発生。奇妙な現象が頻発していた。
事件を取材していた桜井は 現場で天野という若者に出会い 謎めいた彼の正体にも興味を持ち 事件の鍵を握る女子高生 あきらを探し始める。

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やがて町は 少しずつ不穏な世界へと移り変わり 事態は予期せぬ奇妙な方向へと動いていく。

真治 あきら 天野 彼らは「地球を侵略しに来た」宇宙人だった・・・
そして 当たり前の日常は終わりを告げ 町も人も その姿を変えていく・・・

(敬称略)
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七つの会議(2019年 東宝) [喜]

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全ての日本人に問う 「働く事」の正義とは?

池井戸潤原作。中堅電機メーカーで起こった不祥事と それに翻弄され 巻き込まれていく社員たちを描いた群像劇。
2011年の日経電子版連載から2013年のドラマ化を経て 今回映画化。

野村萬斎 香川照之 及川光博 片岡愛之助 音尾琢真 藤森慎吾 朝倉あき
岡田浩暉 吉田羊  土屋太鳳 木下ほうか 溝端淳平 立川談春 小泉孝太郎
勝村政信 世良公則 鹿賀丈史 春風亭昇太 橋爪功  役所広司 北大路欣也 他

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一部上場企業の子会社である中堅電機メーカー「東京建電」を舞台に起こる 親会社 下請け会社 そして 航空・列車など 世界中の利用者を巻き込むかも知れない不祥事。
それにかかわる 経営者・役員・社員たち それぞれの考える「正義」「守るべきこと」が異なることから 食い違う意見・・・ 画策・・・ 隠ぺい・・・ などなど。

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映画館での予告編を観たときから 楽しみにしていた作品で 公開日がサービスディということも重なって初日に観ました。
池井戸作品の真骨頂である「社会派小説」をこれほどの俳優たちで表現する・・・
今ではハラスメントになりますが 忙しさや残業 そして働く事が美徳とされていたバブル時代の 当たり前で日常茶飯事だった言動も含めて それぞれの真っすぐさと熱さが感じられます。

(敬称略)
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