SSブログ

インターハイ(2016年) [喜]

7月末から8月にかけて「中国インターハイ空手道競技」を観戦しました。
地区予選を勝ち抜いた高校生たちの 気持ちと技術がぶつかり合い 熱戦 接戦 激戦も多く 観ているこちらも思わず声をあげてしまうほど熱くなりました。

インターハイ2016①.jpg

特に組手競技は熱く 父兄やメンバーに選ばれなかった各校の部員たちも 声を枯らしての応援でした。
野球 サッカー バレーボール バスケットボール のように試合途中で選手交代が可能な競技もあれば 柔道 剣道 テニス 卓球 などのように団体戦試合前にオーダーを提出して以降は選手交代が出来ない競技もあります。

インターハイ2016②.jpg

空手競技の団体戦は7名の選手登録で 5名が戦います。
レギュラーメンバーのほかに2名の控え選手が登録されていることになります。試合前のウォーミングアップ会場には この7名しか入れず 空手道着が着れるのもゼッケンを貰えるのも7名です。

メンバーに入れなかった選手たちからすれば メンバー入りを勝ち取った選手が良く映るかもしれません・・・が 彼らには彼らなりの試練があります。
レギュラーメンバー5名のウォーミングアップを優先して行い その中で 自身の身体と戦う気持ちの準備を整えます。そして・・・監督からの次戦団体戦メンバー発表を待ちます・・・ が 出場はありません。
これを3日間 各試合毎に繰り返します。

レギュラーメンバーは 戦うことを前提に準備しますが 2名の控えメンバーは出場できるかどうか分からないままに 準備を整えます。
年齢も学年も関係なく 実力の世界ということを分かって入部しているつもりですが・・・

そして3日間 試合に出場することはなく彼らのインターハイは終わりました。

インターハイ2016③.jpg

彼らは 悔しさと共に 出場メンバーには勝ってもらいたい でも自分も出場したい 様々な思いを抱えながら 試合を応援しています。
出場して優秀な成績を残した選手たちは勿論ですが 彼らをサポートし 気持ちを作ることが難しい状況の中でしっかりと 万が一の際を想定して戦う準備を整える・・・

このような選手も大勢います。いっそのことメンバーから外れていたほうが 気が楽だったと思うこともあるでしょう・・・ しかし その経験は彼らを成長させ 人への優しさを より一層持てるようにしてくれると思います。

3年生は最後のインターハイ・・・ 終えた1人の選手に 「よく頑張ったな 強くなったな」 と涙ながらに声を掛けることが 私の精一杯でした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。