ソロモンの偽証 後編・裁判(2015年 松竹) [哀]
いよいよ校内裁判が始まります。
10代の若者の中にある 「反抗」「興味本位」「正義感」「見てみぬ振り」 などの複雑で理路整然としない感情を オーディションで選ばれた中学生役たちが 個人差はあるものの演じきっています。
前編と 後編に続く予告編が非常によかったこともあり 劇場で観たのですが ハードルを上げ過ぎていたのか・・・という感覚でした。
それでも 前編同様に 三宅樹理役の 石井杏奈 の怪奇的な演技は素晴らしく 親バカな母親 三宅未来役の 永作博美 と 意外なところでは 浅井洋平役の 塚地武雄(ドランクドラゴン) は見応えがありました。
今日現在 公開中ですので 詳細は記しません。
事件は全体的に予測がつくような結末でしたが 部分的には驚く顛末もあり 入り込むシーンもありました。
観る側がそれぞれの役どころの心理や感情を 考察することで 深くも浅くもなる作品だと思います。
(敬称略)
コメント 0