土竜の唄（2014年 東宝）

交番勤務の巡査　菊川玲二（生田斗真）　は警察学校を史上最低の成績で卒業し　月間始末書枚数のワースト記録を樹立するダメ警察官。
だが　正義感は人一倍で　情に厚く　相手が誰であっても　悪いことは悪いとハッキリ　口にする熱血漢。



ある日　署長の　酒見路夫（吹越満）　から突然解雇を言い渡され　関東最大の暴力団　轟周宝（岩城滉一）　率いる　数奇矢会　への潜入捜査（通称モグラ）を告げられる。
恋人の婦警　若木純奈（仲里依紗）　にも理由を言えず　潜入捜査官養成係の　赤桐一美（遠藤憲一）　に鍛えられ　数奇矢会傘下　阿湖義組若頭　通称パピヨンこと　日浦匡也（堤真一）　に見込まれるよう画策し　潜入に成功する。

轟を逮捕するために　持ち前の正義感を発揮する玲二だが　数寄矢会内部の権力闘争や　関東進出を狙う日本最大の暴力団蜂乃巣会との抗争にも巻き込まれ　次々と危険が襲ってくる・・・



大杉蓮　斉木しげる　伊吹吾郎　的場浩二　山田孝之　らの演技派俳優と　上地雄輔　岡村隆史（ナインティナイン）　の絡みも見所です。

小気味良いスピード感と　コメディタッチの描写・・・　迫力のある暴力シーンやアクションもあり　その中に義理・人情や友情　そして純な愛情も折り込まれていて　楽しめました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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