SSブログ

Undo~アンドゥ~ (1994年 ヘラルドエース) [哀]

51KUH8bVY3L.jpg

Undo (1994年 ヘラルドエース)

このパッケージを見て 豊川悦司 と 山口智子 のラブストーリーだと思いました。
・・・が 予想とは全く異なっており まるで二人芝居のような邦画でした。
出演も カウンセラー役の 田口トモロヲ を含めて3人の役者さんのみ。
由起夫(豊川悦司) と 萌実(山口智子) が暮らしており 由起夫は忙しく かまって貰えずに退屈な萌実は 精神的に病んでしまい 「強迫性緊縛症候群」 という聞いたこともない診断を受けます。
飼い始めた 亀 にはじまり 果物・ハサミなど 部屋にあるものを縛ることで 不安感を補うというような症状に陥ってしまいます。
編み物をしていて自分の手を毛糸で がんじがらめに縛ってしまうことが発端で異変に気付くのですが 縛り方も統一性も正確性も無く ぐじゃぐじゃ といった様相です。

o0450033012484111593.jpg

次第に 萌実 は自分自身を縛ることを 由起夫 に要求。
由起夫は ワイルドターキーを煽りながら 言われたとおりに縛る・・・ が 朝目覚めると 萌実 はいなくなっている・・・
このような あらすじで シンプルというか・・・ なんというか・・・ 45分間の二人芝居でした。


untitled.png

物語とか展開を楽しむというよりは 豊川悦司 と 山口智子 という役者さんの 「LIVE」 のようでした。 
特に 萌実 の猟奇的な表情 中でもシーンごとに全く異なる「目」。 
目は口ほどに物を言う といいますが 背中が「ぞくっ」とするような表情は これまで私が抱いていた 山口智子 とは違うものでした。明るく 天真爛漫 という印象が強かった女優さんですが 全く別の顔を見ることが出来ます。
観る側の 感性 と 捉え方次第で 面白くも また如何様にもなる 不思議な映画です。
                                    
                                                            (敬称略)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。