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一人旅(2021年 尾道市他) [楽]
Go To トラベル で年始旅行を予約していたのですが 12月にまさかの突然停止。
宿泊予約サイトからは自動キャンセルのメール・・・
コロナ感染のニュースを見るたびに 悩み・揺らぎ・・・
クリスマスを過ぎたころに ようやく決断しました。
私の勤める会社も コロナウィルスの影響で 昨年3月頃から業績が下降し続けています。
客商売ですので お客様が来なければ商売にならず 一部従業員には休業補償を申請するからと休んで貰う日が増え続けています。
一部正社員も2021年からは 賃金ダウンを行います。
とにかくお客様に来て欲しい・・・これを願うのは私だけではなく 他の業種も同様ではないかと。
自分が働く会社・店に来て欲しいのであれば こちらも利用する側に立たなければ・・・と思いました。
しかし 賛否のある中で旅行に行き もしも感染したならば・・・
思いつく限りの策を講じてと考え 「一人旅」「自動車移動」「アルコール消毒液携帯」を決め 外を移動している際は30分おきにアルコール消毒を行うことにしました。
一人旅ですので 会食はありません。飲食も席を空けて か テイクアウトしてホテル内で・・・
ホテルもコロナ対策済みを選び 且つ チェックイン後に室内の主な使用箇所を除菌しました。
更に 接触確認アプリCOCOA をインストールし 「行きたい場所があるのであれば 万全の対策をして 行けるうちに行った方がよい」という社の先輩の言葉にも押され (この先輩は病を患ってしまい外出が困難で 旅行などは出来なくなってしまった)出掛けました。
その後 COCOAでの接触確認も 体調も問題なく 自覚症状もなく 大丈夫です。
感染しても させても怖いことですが お客様が来なければ立ち行かない商売も多くあります。
どちらを選ぶかは 人それぞれの判断だと思います。そしてどちらも間違ってはいないと思います。
お客様が来なければ 倒産・廃業が見え・・・失業が頭に浮かびます・・・
来て欲しいんであれば 行く立場にもならなければ まだまだ悩みます・・・
宿泊予約サイトからは自動キャンセルのメール・・・
コロナ感染のニュースを見るたびに 悩み・揺らぎ・・・
クリスマスを過ぎたころに ようやく決断しました。
私の勤める会社も コロナウィルスの影響で 昨年3月頃から業績が下降し続けています。
客商売ですので お客様が来なければ商売にならず 一部従業員には休業補償を申請するからと休んで貰う日が増え続けています。
一部正社員も2021年からは 賃金ダウンを行います。
とにかくお客様に来て欲しい・・・これを願うのは私だけではなく 他の業種も同様ではないかと。
自分が働く会社・店に来て欲しいのであれば こちらも利用する側に立たなければ・・・と思いました。
しかし 賛否のある中で旅行に行き もしも感染したならば・・・
思いつく限りの策を講じてと考え 「一人旅」「自動車移動」「アルコール消毒液携帯」を決め 外を移動している際は30分おきにアルコール消毒を行うことにしました。
一人旅ですので 会食はありません。飲食も席を空けて か テイクアウトしてホテル内で・・・
ホテルもコロナ対策済みを選び 且つ チェックイン後に室内の主な使用箇所を除菌しました。
更に 接触確認アプリCOCOA をインストールし 「行きたい場所があるのであれば 万全の対策をして 行けるうちに行った方がよい」という社の先輩の言葉にも押され (この先輩は病を患ってしまい外出が困難で 旅行などは出来なくなってしまった)出掛けました。
その後 COCOAでの接触確認も 体調も問題なく 自覚症状もなく 大丈夫です。
感染しても させても怖いことですが お客様が来なければ立ち行かない商売も多くあります。
どちらを選ぶかは 人それぞれの判断だと思います。そしてどちらも間違ってはいないと思います。
お客様が来なければ 倒産・廃業が見え・・・失業が頭に浮かびます・・・
来て欲しいんであれば 行く立場にもならなければ まだまだ悩みます・・・
記憶にございません!(2019年 東宝) [楽]
監督・脚本 三谷幸喜
中井貴一 ディーン・フジオカ 石田ゆり子 小池栄子 斉藤由貴 吉田羊 木村佳乃
山口崇 草刈正雄 佐藤浩市 田中圭 梶原善 寺島進 藤本隆宏 迫田孝也 ROLLY 後藤淳平 宮澤エマ 濱田龍臣 有働由美子 飯尾和樹 小林隆 近藤芳正 川平慈英 他
国会議員はおろか 全国民にも嫌われている 第127代内閣総理大臣。
演説中に投石を受け病院のベッドで目覚めたとき 彼の記憶は一切消えていた・・・
こっそり病院を抜け出し 周囲の好奇に晒されながら ふと見たテレビのニュースで自分の立場に気付く・・・
真実を知るのは3名の秘書官のみ。記憶喪失はトップシークレット。
大臣の顔名前は勿論 政策や家族のこともわからない・・・
挙句には記憶にない内容で タブロイド紙のライターにゆすられ 妻は不倫 一人息子は深夜の未成年飲酒で補導 と こんがらがった騒動の中 米国初の女性大統領が来日。
各国の要人 政界の好敵手 財界 官邸 マスコミ などなど 良くも悪くも 総理と関わる人々を巻き込んでのドタバタ劇。
そんな中 記憶を失った総理は 身を切り 非を認め 過ちを正すことで 思い描いていた理想と夢を取り戻し 国民のためにと覚悟を決める。
コロナ渦で映画館に行くのが怖く 何となくDVDを見る気にもならず 有効期限が切れていたTSUTAYAへ更新だけに行ったのですが この映画がDVD化されていて見ることにしました。本当は劇場で観たかった映画の一つなのですが。
三谷作品特有の掛け合いや テンポの良さ 合間に挟まれる小さな小さな笑い。今作はその中のテンポに 若干の緩急があるような気がして 違った心地よさでした。
(敬称略)
中井貴一 ディーン・フジオカ 石田ゆり子 小池栄子 斉藤由貴 吉田羊 木村佳乃
山口崇 草刈正雄 佐藤浩市 田中圭 梶原善 寺島進 藤本隆宏 迫田孝也 ROLLY 後藤淳平 宮澤エマ 濱田龍臣 有働由美子 飯尾和樹 小林隆 近藤芳正 川平慈英 他
国会議員はおろか 全国民にも嫌われている 第127代内閣総理大臣。
演説中に投石を受け病院のベッドで目覚めたとき 彼の記憶は一切消えていた・・・
こっそり病院を抜け出し 周囲の好奇に晒されながら ふと見たテレビのニュースで自分の立場に気付く・・・
真実を知るのは3名の秘書官のみ。記憶喪失はトップシークレット。
大臣の顔名前は勿論 政策や家族のこともわからない・・・
挙句には記憶にない内容で タブロイド紙のライターにゆすられ 妻は不倫 一人息子は深夜の未成年飲酒で補導 と こんがらがった騒動の中 米国初の女性大統領が来日。
各国の要人 政界の好敵手 財界 官邸 マスコミ などなど 良くも悪くも 総理と関わる人々を巻き込んでのドタバタ劇。
そんな中 記憶を失った総理は 身を切り 非を認め 過ちを正すことで 思い描いていた理想と夢を取り戻し 国民のためにと覚悟を決める。
コロナ渦で映画館に行くのが怖く 何となくDVDを見る気にもならず 有効期限が切れていたTSUTAYAへ更新だけに行ったのですが この映画がDVD化されていて見ることにしました。本当は劇場で観たかった映画の一つなのですが。
三谷作品特有の掛け合いや テンポの良さ 合間に挟まれる小さな小さな笑い。今作はその中のテンポに 若干の緩急があるような気がして 違った心地よさでした。
(敬称略)
一人旅(2020年 愛媛県) [楽]
コロナ渦の中 明確な方針を打ち出している都道府県もあれば そうではなく曖昧な感じもある・・・
Go To トラベル キャンペーン を どう捉えればいいのか・・・
毎年 年始とお盆の時期だけが一人旅の時間である私も 1ヶ月ほど悩みました。
結果 考え得る限りの対策を施して 密にならない場所へ 密にならない移動手段で出かけることにしました。私の勤める業種も 昨年の6割ほどに 売上が落ち込んでいます。
会社を存続し 私も含まれる従業員の雇用を守るためには しっかりと策を取り 集客しなければなりません。観光業界や宿泊業界・飲食業界も同じではないかと思い 決断しました。
いつもは公共交通機関を利用するのですが 今回は15年目となる自家用車に頑張ってもらうことにし 蜜を避けるために 人気の少なそうな 自然をメインに出掛けました。
高速道路を使わずに 街を眺めながら 時々コンビニコーヒーで休憩しつつ 4時間ほどで今治へ。
今治港から 空と海を感じ 随分と寂しい商店街を散策。一日目のメインである「重松飯店」で距離を取って並び 今治の名物B級グルメ「焼豚卵飯」を満喫 旨すぎる・・・
今治城外堀に掛けられたコロナ終息を願う 学生たちの黄色いハンカチ 同じく願っています。
タオル美術館を見学し タオルではなく なぜか目についた 愛媛みかん100%ジュースを購入。
西条市に移動・・・
夕食をと思っていた 昭和喫茶 が残念ながら休業。食後にと考えていた隣の 猪谷勉強堂 で 名物鉄板ナポリタンをいただきました。
かなりの気温だったこともあり 近くの「うちぬき」でクールダウン。水の冷たさもそうですが 透き通る綺麗さにおどろき・・・
商店街はこちらも寂しかったものの 蜜を感じることなく 除菌にも気を使いながらホテルへ。8/8オープンの伊予西条スーパーホテルへチェックイン。部屋のモニターに混雑状況が表示されるため 空いているのを確認して 天然温泉へ。本日の疲れを癒しました。
残念ながらバイキングは中止でしたが 予防のため納得。用意されていた朝食弁当を部屋で おいしくいただきチェックアウト。
今旅のメインである 東洋のマチュピチュ 別子銅山跡へと向かいました。
マイントピア別子で情報を入れ 目的の東平地区まで自家用車 か ガイド付きバスか悩み・・・
出発ギリギリまでバスの客数をチェックし 最後列が全席空いていることを確認してチケット購入。
細い山道を30分ほど走り 念願の東平へ・・・ガイドさんの語りを聞きながら 当時の様子を思い浮かべ 私が生まれたときには まだ街があったのだと・・・何とも言えず感慨深く・・・
資料館でも時代を感じ 時が時であればと 自身を当時に置いてみたりと 大好きな時間を過ごしました。
マイントピアに戻り 微妙な価格の みかんソフト で涼をとり せっかくですので 別子ラインを走って帰ることにしました。
途中 天空のコーナー と言われている絶景を通り 岩肌がせり出している怖い山道を走り ダム湖の美しい風景を感じながら帰路につきました。
Go To トラベル キャンペーン を どう捉えればいいのか・・・
毎年 年始とお盆の時期だけが一人旅の時間である私も 1ヶ月ほど悩みました。
結果 考え得る限りの対策を施して 密にならない場所へ 密にならない移動手段で出かけることにしました。私の勤める業種も 昨年の6割ほどに 売上が落ち込んでいます。
会社を存続し 私も含まれる従業員の雇用を守るためには しっかりと策を取り 集客しなければなりません。観光業界や宿泊業界・飲食業界も同じではないかと思い 決断しました。
いつもは公共交通機関を利用するのですが 今回は15年目となる自家用車に頑張ってもらうことにし 蜜を避けるために 人気の少なそうな 自然をメインに出掛けました。
高速道路を使わずに 街を眺めながら 時々コンビニコーヒーで休憩しつつ 4時間ほどで今治へ。
今治港から 空と海を感じ 随分と寂しい商店街を散策。一日目のメインである「重松飯店」で距離を取って並び 今治の名物B級グルメ「焼豚卵飯」を満喫 旨すぎる・・・
今治城外堀に掛けられたコロナ終息を願う 学生たちの黄色いハンカチ 同じく願っています。
タオル美術館を見学し タオルではなく なぜか目についた 愛媛みかん100%ジュースを購入。
西条市に移動・・・
夕食をと思っていた 昭和喫茶 が残念ながら休業。食後にと考えていた隣の 猪谷勉強堂 で 名物鉄板ナポリタンをいただきました。
かなりの気温だったこともあり 近くの「うちぬき」でクールダウン。水の冷たさもそうですが 透き通る綺麗さにおどろき・・・
商店街はこちらも寂しかったものの 蜜を感じることなく 除菌にも気を使いながらホテルへ。8/8オープンの伊予西条スーパーホテルへチェックイン。部屋のモニターに混雑状況が表示されるため 空いているのを確認して 天然温泉へ。本日の疲れを癒しました。
残念ながらバイキングは中止でしたが 予防のため納得。用意されていた朝食弁当を部屋で おいしくいただきチェックアウト。
今旅のメインである 東洋のマチュピチュ 別子銅山跡へと向かいました。
マイントピア別子で情報を入れ 目的の東平地区まで自家用車 か ガイド付きバスか悩み・・・
出発ギリギリまでバスの客数をチェックし 最後列が全席空いていることを確認してチケット購入。
細い山道を30分ほど走り 念願の東平へ・・・ガイドさんの語りを聞きながら 当時の様子を思い浮かべ 私が生まれたときには まだ街があったのだと・・・何とも言えず感慨深く・・・
資料館でも時代を感じ 時が時であればと 自身を当時に置いてみたりと 大好きな時間を過ごしました。
マイントピアに戻り 微妙な価格の みかんソフト で涼をとり せっかくですので 別子ラインを走って帰ることにしました。
途中 天空のコーナー と言われている絶景を通り 岩肌がせり出している怖い山道を走り ダム湖の美しい風景を感じながら帰路につきました。
臨場 劇場版(2012年 東映) [哀]
「まだ、根こそぎ拾えてねぇ。想いを拾い尽くさない限り 終われない。」
「物言わぬ 死者の声を聞く それが彼の使命。」
内野聖陽 松下由樹 平山浩行 益岡徹 高嶋政伸 段田安則 平田満 若村麻由美
柄本佑 デビット伊東 市毛良枝 長塚京三 渡辺大 隆大介 辻谷嘉真 水野直
松田ジロウ 原圭介 浜田学 田中伸一 ヨシダ朝 増田雄一 前田健 土屋良太
青木みさよ 前田希美 浅野雅博 伊藤裕子 小林勝也 荘田由紀 金原泰成 他
2010年冬 都内で無差別通り魔事件が発生した。凄惨な事件だったが 現行犯逮捕された波多野は精神鑑定の結果 心神喪失とされ無罪。大切な家族を失った被害者遺族たちは 行き場のない思いにかられることになった。
事件から2年。弁護士の高村、精神科医の加古川が相次いで殺害された。警視庁刑事部鑑識課検視官の倉石と留美、永嶋は 2つの事件で検視作業のために臨場。倉石は遺体の状況から 同一犯可能性があると考える。
一方 警視庁捜査一課の管理官・立原も 倉石同様 2つの事件が同一犯によるものではないかと考えていた。被害者2人は2年前の通り魔事件で波多野を無罪に導いていた。ということは 通り魔事件の遺族による犯行か?
捜査本部の指揮を執る神奈川県警捜査一課の管理官・仲根は 被害者遺族の犯行と決めつけ 捜査員たちに指示を与える。
が 「俺のとは違うなあ。」
倉石が遺族の犯行に疑問を抱く理由とは…
通り魔事件で娘を殺害された遺族が 波多野の措置入院先の病院に包丁を持って潜入 身柄を確保された。高村・加古川殺害の容疑者となった直子は 仲根の執拗な取り調べを受けることになってしまう。
一方 立原は高村と加古川が関わった神奈川管内の事件に着目していた。通り魔事件とは別の遺恨を生み出していた 8年前の事件とは・・・
そんな中で 「鑑識の人間が捜査に口を挟む権利はない」と言われようとも 真実を究明しようと独自の捜査を続ける倉石。
「まだ根こそぎ拾えてねえ」。
死者の声を拾い尽くすという倉石の執念は、どんな真実を浮かび上がらせるのか・・・
(tv asahi GOより 敬称略)
「物言わぬ 死者の声を聞く それが彼の使命。」
内野聖陽 松下由樹 平山浩行 益岡徹 高嶋政伸 段田安則 平田満 若村麻由美
柄本佑 デビット伊東 市毛良枝 長塚京三 渡辺大 隆大介 辻谷嘉真 水野直
松田ジロウ 原圭介 浜田学 田中伸一 ヨシダ朝 増田雄一 前田健 土屋良太
青木みさよ 前田希美 浅野雅博 伊藤裕子 小林勝也 荘田由紀 金原泰成 他
2010年冬 都内で無差別通り魔事件が発生した。凄惨な事件だったが 現行犯逮捕された波多野は精神鑑定の結果 心神喪失とされ無罪。大切な家族を失った被害者遺族たちは 行き場のない思いにかられることになった。
事件から2年。弁護士の高村、精神科医の加古川が相次いで殺害された。警視庁刑事部鑑識課検視官の倉石と留美、永嶋は 2つの事件で検視作業のために臨場。倉石は遺体の状況から 同一犯可能性があると考える。
一方 警視庁捜査一課の管理官・立原も 倉石同様 2つの事件が同一犯によるものではないかと考えていた。被害者2人は2年前の通り魔事件で波多野を無罪に導いていた。ということは 通り魔事件の遺族による犯行か?
捜査本部の指揮を執る神奈川県警捜査一課の管理官・仲根は 被害者遺族の犯行と決めつけ 捜査員たちに指示を与える。
が 「俺のとは違うなあ。」
倉石が遺族の犯行に疑問を抱く理由とは…
通り魔事件で娘を殺害された遺族が 波多野の措置入院先の病院に包丁を持って潜入 身柄を確保された。高村・加古川殺害の容疑者となった直子は 仲根の執拗な取り調べを受けることになってしまう。
一方 立原は高村と加古川が関わった神奈川管内の事件に着目していた。通り魔事件とは別の遺恨を生み出していた 8年前の事件とは・・・
そんな中で 「鑑識の人間が捜査に口を挟む権利はない」と言われようとも 真実を究明しようと独自の捜査を続ける倉石。
「まだ根こそぎ拾えてねえ」。
死者の声を拾い尽くすという倉石の執念は、どんな真実を浮かび上がらせるのか・・・
(tv asahi GOより 敬称略)
一人旅(2020年 広島市) [楽]
2020年始の一人旅は広島市内へ。なぜか 無性に 平和記念公園に行きたくて・・・
小学生か中学生の頃に 確か遠足できたことがあるような・・・
あの頃とは 年齢も違いますし 戦争に対する考え方や捉え方も違います。お正月ということもあり 外国人観光者も多く 中には資料館で涙する方や 小さな子供の目を覆う親御さんの姿も見られました。
1945年8月6日 午前8時15分
島病院(現在は島内科)の上空で爆発した原子爆弾。言葉は見つかりません・・・
十数万という多くの人たちが 熱から逃れ 水を求めて来たといわれる 元安川 本川 原爆ドーム・・・
いくら難しい言葉を並べても どんな理由があろうとも 戦争に正義はありません。
もし 一つだけ願いが叶うとしたら 「世界から戦争を無くす」 と即答出来る人間になれるよう生きなければと感じます。
そして 護国神社で初詣・・・と行きましたが さすが国内有数の神社。参拝者の数が半端なく・・・ 何時間かかるやら・・・で断念。広島城を眺めながら 離れたところから手を合わすのみに・・・
昼食はラーメンと決めていたので ピックアップしていた数軒を回るも元日休業。幾つめかの候補だった アクアセンター内の 呉麺屋 で 少し甘めでこってりながらも 重たくない 広島ラーメン。
おりづるタワーに立ち寄り 再び 平和記念公園周辺を散策。本川の畔を歩いていて 偶然見つけた小さな小さな 本川恵比寿神社 で初詣。
本日の宿 エスプル広島平和公園にチェックインし 近くの金毘羅神社へ 二度目の詣。
護国神社の混雑は予想していたので ホテル近くの白神神社で初詣をと思っていたのですが こちらも日中は大行列・・・でもおかげで思いがけずの小さな神社を発見しましたので よかったということに。
市内の繁華街 商店街を散策し 夕食は目的の「お好み村」へ。元旦ということで営業店舗は半分ほど しかも外国人を含めた多くの観光客が押し寄せていたのですが・・・
一人ということで 「てっ平」 に何とか座れました。本場で食べる 広島お好みは美味しかった。
ホテルまで 繁華街をウロウロするも 営業店が少なく 長いイルミネーションを見ながら 馬車にビックリしながら 広島の夜を感じ ようやく参拝者が少なくなっていた 白神神社 へ詣ることができ 一日目終了。
二日目は チェックアウト後 朝の街並みを感じながら広島駅まで移動。
ASSE ekie といった商業施設を中心に MazdaZoom-Zoom(マツダスタジアム)まで散策。シーズンオフですのでスタンドまでは入れませんでしたが 観光客用に入れる敷地内で見学。コンパクトでプレーヤーとの距離が近く 臨楊感が素晴らしいのではと感じました。
駅周辺に戻って驚いたのが 蔦屋とエディオンのコラボ店舗「蔦屋家電」。
本 雑貨 家電 は勿論 こだわりの食材など 物珍しさとおしゃれさに驚き。また 至る所に休憩・読書用のソファがあり スマホ充電用のコンセントが自由に使えるという優しさでした。
蔦屋家電は広島駅の東側にあり 反対の西側がこれまたディープなエリアで ここで昼食をと思っていたのですが残念。営業店舗がなく ASSE内の「笑福」で牡蛎フライをいただきました。食べログの評価よりも魚介類は美味しいと聞いていた通りでした。
その後 帰りのバスまで2時間ほどになり 駅からシャトルバスに乗り 府中のイオンモールへ。とにかくデカイ・・・人も多く ゆっくりとは見られませんでしたが 地元にあるイオンとは比較になりませんでした。見たことの無いショップを中心に回り Delifrance でチーズタルトとカフェオレのおやつ。
一息ついて駅まで戻り 少しのお土産と 車中での夕食用に 穴子駅弁 八天堂のメロンパン にしき堂のもみじまんじゅう を個で買い 乗車。
広島ラーメン 広島焼 牡蛎 穴子 etc と限られた時間と費用になかで 行きたいところ 食べたいものを楽しめた2日間でした。
小学生か中学生の頃に 確か遠足できたことがあるような・・・
あの頃とは 年齢も違いますし 戦争に対する考え方や捉え方も違います。お正月ということもあり 外国人観光者も多く 中には資料館で涙する方や 小さな子供の目を覆う親御さんの姿も見られました。
1945年8月6日 午前8時15分
島病院(現在は島内科)の上空で爆発した原子爆弾。言葉は見つかりません・・・
十数万という多くの人たちが 熱から逃れ 水を求めて来たといわれる 元安川 本川 原爆ドーム・・・
いくら難しい言葉を並べても どんな理由があろうとも 戦争に正義はありません。
もし 一つだけ願いが叶うとしたら 「世界から戦争を無くす」 と即答出来る人間になれるよう生きなければと感じます。
そして 護国神社で初詣・・・と行きましたが さすが国内有数の神社。参拝者の数が半端なく・・・ 何時間かかるやら・・・で断念。広島城を眺めながら 離れたところから手を合わすのみに・・・
昼食はラーメンと決めていたので ピックアップしていた数軒を回るも元日休業。幾つめかの候補だった アクアセンター内の 呉麺屋 で 少し甘めでこってりながらも 重たくない 広島ラーメン。
おりづるタワーに立ち寄り 再び 平和記念公園周辺を散策。本川の畔を歩いていて 偶然見つけた小さな小さな 本川恵比寿神社 で初詣。
本日の宿 エスプル広島平和公園にチェックインし 近くの金毘羅神社へ 二度目の詣。
護国神社の混雑は予想していたので ホテル近くの白神神社で初詣をと思っていたのですが こちらも日中は大行列・・・でもおかげで思いがけずの小さな神社を発見しましたので よかったということに。
市内の繁華街 商店街を散策し 夕食は目的の「お好み村」へ。元旦ということで営業店舗は半分ほど しかも外国人を含めた多くの観光客が押し寄せていたのですが・・・
一人ということで 「てっ平」 に何とか座れました。本場で食べる 広島お好みは美味しかった。
ホテルまで 繁華街をウロウロするも 営業店が少なく 長いイルミネーションを見ながら 馬車にビックリしながら 広島の夜を感じ ようやく参拝者が少なくなっていた 白神神社 へ詣ることができ 一日目終了。
二日目は チェックアウト後 朝の街並みを感じながら広島駅まで移動。
ASSE ekie といった商業施設を中心に MazdaZoom-Zoom(マツダスタジアム)まで散策。シーズンオフですのでスタンドまでは入れませんでしたが 観光客用に入れる敷地内で見学。コンパクトでプレーヤーとの距離が近く 臨楊感が素晴らしいのではと感じました。
駅周辺に戻って驚いたのが 蔦屋とエディオンのコラボ店舗「蔦屋家電」。
本 雑貨 家電 は勿論 こだわりの食材など 物珍しさとおしゃれさに驚き。また 至る所に休憩・読書用のソファがあり スマホ充電用のコンセントが自由に使えるという優しさでした。
蔦屋家電は広島駅の東側にあり 反対の西側がこれまたディープなエリアで ここで昼食をと思っていたのですが残念。営業店舗がなく ASSE内の「笑福」で牡蛎フライをいただきました。食べログの評価よりも魚介類は美味しいと聞いていた通りでした。
その後 帰りのバスまで2時間ほどになり 駅からシャトルバスに乗り 府中のイオンモールへ。とにかくデカイ・・・人も多く ゆっくりとは見られませんでしたが 地元にあるイオンとは比較になりませんでした。見たことの無いショップを中心に回り Delifrance でチーズタルトとカフェオレのおやつ。
一息ついて駅まで戻り 少しのお土産と 車中での夕食用に 穴子駅弁 八天堂のメロンパン にしき堂のもみじまんじゅう を個で買い 乗車。
広島ラーメン 広島焼 牡蛎 穴子 etc と限られた時間と費用になかで 行きたいところ 食べたいものを楽しめた2日間でした。
人魚の眠る家(2018年 松竹) [哀]
娘を殺したのは 私でしょうか。
篠原涼子 西島秀俊 坂口健太郎 川栄李奈 山口紗弥加 田中哲司
斉木しげる 大倉孝二 駿河太郎 ミスターちん 遠藤雄弥 利重剛
稲垣来泉 荒木飛翔 荒川梨杏 斎藤汰鷹 田中泯 松坂慶子 他
幼い我が娘の身体は温かく 眠っているようにしか見えない・・・
が 心臓は動いているものの 脳は・・・ いわゆる脳死。
我が子がそのような状態になってしまったとき 母は・・・父は・・・
夫の浮気が原因で別居状態だった夫婦。娘の私立小学校受験が終われば離婚することになっていた。受験日に円満な夫婦生活を演じるため 予行演習を行っていた時 事故の知らせが入る。
妻の母や妹 その子供たちとプールに出掛けていた娘が水難事故に遭い病院に運ばれたと・・・
プールの排水溝から指が抜けなくなり 溺れてしまった娘は 脳死状態であることを告げられ 臓器提供の意思を問われる。
一度は臓器提供を決める夫婦だが 一瞬動いた娘の手を感じたとき 生きていることを実感し 延命措置へと意思変更する。
そこから 周囲や家族を巻き込んだ 妻と夫の 闘い 葛藤 が始まる。
IT機器メーカーの社長でもある夫は 社内で研究開発を行っているコントロールシステムで 娘の身体に微量の電流を流し 脊髄に信号を送り身体を動かすことを勧める。技術者の力を借り 動かないはずの娘の身体は動き 健康的に回復するが 意識はなく 脳が死んだ状態であることに変わりはない。
娘は生きていると 体を動かし 外へ連れ出す母。しかし 父は 娘の意思とは関係なく周囲の操作で体を動かすことに疑問を持ち始めていた。
また 母の様子が次第に変わっていく様を 周囲や家族は感じ始めていた・・・
そして とうとう母は壊れてしまう・・・ 発覚する事故の真実・・・
・・・旅立ちの時 現れた娘に触れた母は 決断する・・・
私は免許証の裏面に臓器提供の意思を表示しています。しかしそれは私自身の判断であり 実際に脳死状態となったとき 周囲がどう思い どうしたいかはわかりません。私の身近にも拡張型心筋症で募金を募り 海外で移植を受けた子供さんがいます。子供さんの回復は本当に喜ばしく その陰には無念を乗り越えて臓器を提供してくれた方がいます。
が 募金活動には表も裏もありました。
休職し 身を削って 頭を下げて 駆け回る両親・・・
募金活動では涙を流しながら訴えているも 自身の裕福な生活は崩さず 持ち出しもしない祖母・・・
臓器を提供する者 藁にも縋る思いで提供を待つ者・・・
それぞれの出す答えに 正しいも 間違いも ないように思います。
(敬称略)
最高の人生の見つけ方(2019年 ワーナー・ブラザーズ映画) [喜]
吉永小百合 天海祐希 ムロツヨシ 満島ひかり 鈴木梨央 駒木根隆介
賀来賢人 前川清 ももいろクローバーZ 他
2007年のアメリカ映画をリメイク。
何よりも家庭を優先し 第一に考えてきた主婦 と 正反対に仕事一筋で会社に尽く
し 成り上がった女社長。
二人は互いに病院で余命宣告を受け 偶然出会う。そこで同じく入院していた12歳の少女が落とした「死ぬまでにやりたいことリスト」を目にする。
自身に人生に疑問を持ち やり切れなさを感じていた二人は 少女の「やりたいこと」を実行することを決める。
リストを実行する中で 意見や生き方の食い違いを感じることはある者の 楽しさや幸せといった これまで感じることのできなかった感情を見出していく・・・
上映中ですので詳細は記しませんが 透明感と存在感が共存する数少ない女優 吉永小百合 と 一つのブランドとして絶対的に確立されている 天海祐希 の共演は見応えがあります。
(敬称略)
海よりもまだ深く(2016年 ギャガ) [喜]
阿部寛 真木よう子 小林聡美 リリー・フランキー 池松壮亮 吉澤太陽
中村ゆり 小沢征悦 古館寛治 峯村リエ 黒田大輔 松岡依都美 葉山奨之
ミッキー・カーチス 松本じゅん 立石涼子 東山明美 今本洋子 池田道枝
福井裕子 高橋和也 蒔田彩珠 一柳みのり 橋爪功 樹木希林 ほか
過去には「賞」を受賞したこともあるが その後は鳴かず飛ばずで 妻にも愛想を尽かされ離婚。一人息子と 月に一度会うための約束である養育費も滞り・・・探偵社で働く収入も ギャンブルにつぎ込んでしまうダメ中年 篠田良多を 阿部寛。
篠田に愛想を尽かし 一人息子と暮らしながら 新しい人生と恋愛に進もうとする余り あえて篠田に苦言を呈し 別れを選んだ自分の選択は 息子のためにも正しかったと思いこもうとするキャリアウーマン 白石響子を 真木よう子。
自身の夫である 良多の父 を亡くし 未だもがいている良多の才能を信じ 響子ともやり直してくれないかと願う・・・普段は さばさばした言動ながら 息子の尊厳を理解し また 良いところと良くないところをも懐に入れ 人に対する深い愛情を内面に持つ母 篠田淑子を 樹木希林。
ここに 良多と響子の息子 真悟が絡まり 決してハッピーエンドではないが 心中はハッピーエンドなのか・・・ というような微妙なヒューマンドラマを 是枝監督が演出しています・
小さな夫婦 小さな親子 小さな出来事 小さな変化 小さな事件 ・・・
一つ一つは小さな出来事なのでしょうが その中で起こる 表面的な そして 見え隠れする内面の感情 思い通りにはいかない心と行動 それらを描写している見事な作品です。
(敬称略)
中村ゆり 小沢征悦 古館寛治 峯村リエ 黒田大輔 松岡依都美 葉山奨之
ミッキー・カーチス 松本じゅん 立石涼子 東山明美 今本洋子 池田道枝
福井裕子 高橋和也 蒔田彩珠 一柳みのり 橋爪功 樹木希林 ほか
過去には「賞」を受賞したこともあるが その後は鳴かず飛ばずで 妻にも愛想を尽かされ離婚。一人息子と 月に一度会うための約束である養育費も滞り・・・探偵社で働く収入も ギャンブルにつぎ込んでしまうダメ中年 篠田良多を 阿部寛。
篠田に愛想を尽かし 一人息子と暮らしながら 新しい人生と恋愛に進もうとする余り あえて篠田に苦言を呈し 別れを選んだ自分の選択は 息子のためにも正しかったと思いこもうとするキャリアウーマン 白石響子を 真木よう子。
自身の夫である 良多の父 を亡くし 未だもがいている良多の才能を信じ 響子ともやり直してくれないかと願う・・・普段は さばさばした言動ながら 息子の尊厳を理解し また 良いところと良くないところをも懐に入れ 人に対する深い愛情を内面に持つ母 篠田淑子を 樹木希林。
ここに 良多と響子の息子 真悟が絡まり 決してハッピーエンドではないが 心中はハッピーエンドなのか・・・ というような微妙なヒューマンドラマを 是枝監督が演出しています・
小さな夫婦 小さな親子 小さな出来事 小さな変化 小さな事件 ・・・
一つ一つは小さな出来事なのでしょうが その中で起こる 表面的な そして 見え隠れする内面の感情 思い通りにはいかない心と行動 それらを描写している見事な作品です。
(敬称略)
一人旅(2019年 大阪市) [楽]
お盆に3日間だけ休日・・・ 今夏は訪れたい場所があり 大阪市へ出掛けました。
元来 田舎者ですので 都会と人の多さは苦手なのですが・・・どうしても雰囲気を感じたい街があり 台風となる可能性が高いにもかかわらず 8月14日~15日の予定で梅田の新阪急ホテルを予約。
いつもは安価なビジネスホテルなのですが TVCMで見た「トリバゴ」から楽天トラベルで なんと67%OFF!
台風の進路と天気予報を気にしながら 梅田・桜橋口/アルビ前で降車。
どうしても雰囲気を感じたかった街へ・・・
梅田駅から稲野駅で降車し 小雨の中 ゆっくりと街を散策・・・
その後 折返し途中の 神崎川駅で降車。この街はさらにゆっくりと・・・ゆっくりと散策。懐かしい昭和感満載の商店街を抜け 住宅街を歩き 街を感じました。
梅田駅に戻ったころには夕食時。今回の旅で何度もお世話になった「新梅田食堂街」のSAKURA へ並び THE大阪の お好み焼き と 普段は飲まない生ビールで夕食。
「あんぱん屋」で翌朝食を購入してホテル着。
いつもの旅よりも豪華なホテルと 中国人観光客の多さに戸惑いながらチェックインし 一日目終了。
2日目・・・既に帰ることはできなくなっていて フロントで連泊を申し込み。
高速バス・新幹線などは運航の目途が立っておらず 一抹の不安を抱えながらも行動開始。まずは楽しみにしていた「よしもと西梅田劇場」へ。
台風でしたが朝一の公演のみ行われるということで 滑り込みでチケット購入・・・残り3席でした・・・
普段はTVでしか見ない芸人さんも 生の迫力は素晴らしく お盆特別公演ということもあって 「ゆにばーす」「ミキ」「かまいたち」「ウーマンラッシュアワー」「矢野兵頭」 そしてトリは「吉本新喜劇」 と たくさん たくさん 笑わせてもらいました。
昼食は 人生初 これも THE大阪の かすうどん。
その後は台風接近による悪天候で 商業施設が短縮営業となり 開いている内にと グランフロント ルクア 阪急百貨店 ヨドバシカメラ などをブラブラ・・・
夕方には大半が閉店してしまったので 傘をさして梅田界隈をウロウロ・・・
飲食店が開いている間にと またまた新梅田食堂街の 自由亭でオムライスとポテトサラダを食べ カスカードで翌朝食を購入し 予定外の二日目終了。
3日目・・・
昨日帰る予定でしたので 思いがけずの3日目となり まずはバスチケットの購入へ。高速道路の通行止めも解除され一安心でしたが 私同様 昨日帰路予定だった人たちで大混雑・・・
何とか午後からのバスチケットを購入したものの こちらも残り3席とヒヤヒヤ・・・
バス発車まで数時間あり 何処へ・・・何を・・・ と考えた挙句 やはり当初の主目的であった街を 更に散策したく 再び神崎川駅へ・・・
初日とは違った経路で街の雰囲気を感じ 目的の場所で目的の者が元気そうであることにホッとしつつ梅田駅へ・・・
梅田最後の食事も 新梅田食堂街 ドリアンという昭和風喫茶店でホットサント。
覚悟していた連泊があったものの 新梅田食堂街のおかげで 味と価格に満足する食事を3日間いただけました。
帰路の途中 バスが故障し しあわせの村PA というところで30分ほど待機になってしまいましたが 代替バスに乗り換えて帰宅。
いつも旅する田舎町とは違い 日本人も外国人も多く 帰路の車内も半数は中国人 賑やかで ずーっと何か食べてました。
数年来 訪れたかった街を感じることも出来 疲れはしたものの 心地よい旅でした。
元来 田舎者ですので 都会と人の多さは苦手なのですが・・・どうしても雰囲気を感じたい街があり 台風となる可能性が高いにもかかわらず 8月14日~15日の予定で梅田の新阪急ホテルを予約。
いつもは安価なビジネスホテルなのですが TVCMで見た「トリバゴ」から楽天トラベルで なんと67%OFF!
台風の進路と天気予報を気にしながら 梅田・桜橋口/アルビ前で降車。
どうしても雰囲気を感じたかった街へ・・・
梅田駅から稲野駅で降車し 小雨の中 ゆっくりと街を散策・・・
その後 折返し途中の 神崎川駅で降車。この街はさらにゆっくりと・・・ゆっくりと散策。懐かしい昭和感満載の商店街を抜け 住宅街を歩き 街を感じました。
梅田駅に戻ったころには夕食時。今回の旅で何度もお世話になった「新梅田食堂街」のSAKURA へ並び THE大阪の お好み焼き と 普段は飲まない生ビールで夕食。
「あんぱん屋」で翌朝食を購入してホテル着。
いつもの旅よりも豪華なホテルと 中国人観光客の多さに戸惑いながらチェックインし 一日目終了。
2日目・・・既に帰ることはできなくなっていて フロントで連泊を申し込み。
高速バス・新幹線などは運航の目途が立っておらず 一抹の不安を抱えながらも行動開始。まずは楽しみにしていた「よしもと西梅田劇場」へ。
台風でしたが朝一の公演のみ行われるということで 滑り込みでチケット購入・・・残り3席でした・・・
普段はTVでしか見ない芸人さんも 生の迫力は素晴らしく お盆特別公演ということもあって 「ゆにばーす」「ミキ」「かまいたち」「ウーマンラッシュアワー」「矢野兵頭」 そしてトリは「吉本新喜劇」 と たくさん たくさん 笑わせてもらいました。
昼食は 人生初 これも THE大阪の かすうどん。
その後は台風接近による悪天候で 商業施設が短縮営業となり 開いている内にと グランフロント ルクア 阪急百貨店 ヨドバシカメラ などをブラブラ・・・
夕方には大半が閉店してしまったので 傘をさして梅田界隈をウロウロ・・・
飲食店が開いている間にと またまた新梅田食堂街の 自由亭でオムライスとポテトサラダを食べ カスカードで翌朝食を購入し 予定外の二日目終了。
3日目・・・
昨日帰る予定でしたので 思いがけずの3日目となり まずはバスチケットの購入へ。高速道路の通行止めも解除され一安心でしたが 私同様 昨日帰路予定だった人たちで大混雑・・・
何とか午後からのバスチケットを購入したものの こちらも残り3席とヒヤヒヤ・・・
バス発車まで数時間あり 何処へ・・・何を・・・ と考えた挙句 やはり当初の主目的であった街を 更に散策したく 再び神崎川駅へ・・・
初日とは違った経路で街の雰囲気を感じ 目的の場所で目的の者が元気そうであることにホッとしつつ梅田駅へ・・・
梅田最後の食事も 新梅田食堂街 ドリアンという昭和風喫茶店でホットサント。
覚悟していた連泊があったものの 新梅田食堂街のおかげで 味と価格に満足する食事を3日間いただけました。
帰路の途中 バスが故障し しあわせの村PA というところで30分ほど待機になってしまいましたが 代替バスに乗り換えて帰宅。
いつも旅する田舎町とは違い 日本人も外国人も多く 帰路の車内も半数は中国人 賑やかで ずーっと何か食べてました。
数年来 訪れたかった街を感じることも出来 疲れはしたものの 心地よい旅でした。
BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー) [楽]
神戸への日帰り出張があり 念願の・・・ ブルーボトルコーヒーへ。
早目に出発して 神戸での展示会前に来店。日本上陸時から 機会があればと願っていたので 入口のブルーボトルでまず高揚。
店内に入って更に高揚・・・
シンプルな店内で 店員さんにおすすめを聞き・・・ 夏限定のブレンドとワッフルを注文。
「お名前でお呼びしますので・・・」と名前を聞かれ席へ・・・
丁寧なハンドドリップを眺めつつ 渡されたホットコーヒーを一口・・・
酸味が強めで しっかりとしたコーヒーの味・・・ほのかに香るフルーティーさ・・・
そして 後味のスッキリさに驚き。
500円+税という価格以上に価値のある味わいでした。オーダーを受けてから焼くワッフルも絶品。
アイスも飲みたかったのですが 仕事があることと 一杯目の味わいを消したくなかったので 缶コーヒー・・・600円+税と高価! を購入して 後日楽しむことにしました。
コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年 東宝) [楽]
コンフィデンスマンの世界へようこそ
ダー子(長澤まさみ) ボクちゃん(東出昌大) リチャード(小日向文世)
五十嵐(小手晋也) モナコ(織田梨沙) ラン・リウ(竹内結子)
ジェシー(三浦春馬) 赤星栄介(江口洋介) ちょび髭(瀧川英次)
バトラー(Michai Keida) 石黒賢 小池徹平 佐藤隆太 前田敦子 生瀬勝久
山口紗弥加 小栗旬 吉瀬美智子 他
映画版の舞台は香港。
ダー子 リチャード ボクちゃん 五十嵐 が今回の獲物と目を付けたのが 香港マフィアの女帝で その冷酷さから「氷姫」と呼ばれる ラン・リウ。
ランが持っているといわれる伝説のパールダイヤを手に入れようと 香港へ飛ぶ。
一方 日本では かつて ダー子らに煮え湯を飲まされたヤクザ 赤星が復讐を企て 結婚詐欺を生業とするジェシーと手を組んでいた。
ダー子 vs ラン vs 赤星&ジェシー ・・・
三つ巴・・・騙し騙されの闘いを制するのは・・・そしてその結末は・・・
TVドラマもそうでしたが 展開と会話のテンポの良さ と 時々混ざる昭和の形容フレーズが よりグレードアップされ心地よさが何倍にも膨れます。
そして本質の騙し合い・・・ある程度予測しながら観るのですが それを上回る計算 策略・・・二時間超 楽しみっぱなしでした。
(敬称略)
北京的西瓜(1989年 松竹) [喜]
バブル景気真只中の1989年。船橋市郊外の小さな八百屋を舞台に 貧しい中国人留学生のため 生活の全てを捧げた夫婦と家族 留学生たちの交流を描いた実話。
ベンガル もたいまさこ 林泰文 柄本明 天宮良 浅香光代 入江若葉 峰岸徹
笹野高史 木野花 南伸坊 他
個人経営の 肉屋 魚屋 八百屋 が成り立っていたころの1989年 千葉県船橋市郊外の「八百春」へ 近くに住む一人の中国人留学生が訪れた。
日本の野菜は買いたくても高く 手が出せず まけてくれ という留学生。いつまでも帰らない留学生に業を煮やし ジャンケンで勝てば負けてやるという店主。結果は留学生が勝ち 10円になった野菜を買って帰っていく。
数日後 また留学生が現れ 今度もジャンケンになるが 店主が勝ち 留学生は何も買えずに帰っていく。
ある日 店主は 栄養失調になり病院へ運ばれる寸前の留学生と再会する。貧しい中で 懸命に勉強し 異国で生きている留学生たちを見かねた店主は 店の野菜を原価以下で販売し 他にも様々な援助を行い始める・・・
留学生たちは「日本のお父さん」と慕い 集まってくる。
店主は慕ってくる留学生たちに献身的にかかわるが 当然のごとく八百屋の経営は傾いていく・・・
地方の個人商店が潤い 勢いのあったバブル期。どんぶり勘定でも成り立っていた商店は多く お金に余裕があれば心にも余裕を持て 情熱く人を支援することで 優越感や満足感のような感情を得る人も多かったと思う。
留学生との再会シーンは中国で撮影予定だったが 撮影中に「天安門事件」が起こり断念。
事件に対する抗議の意味を込めて 37秒間の空白場面が挿入されている・・・
(敬称略)
ベンガル もたいまさこ 林泰文 柄本明 天宮良 浅香光代 入江若葉 峰岸徹
笹野高史 木野花 南伸坊 他
個人経営の 肉屋 魚屋 八百屋 が成り立っていたころの1989年 千葉県船橋市郊外の「八百春」へ 近くに住む一人の中国人留学生が訪れた。
日本の野菜は買いたくても高く 手が出せず まけてくれ という留学生。いつまでも帰らない留学生に業を煮やし ジャンケンで勝てば負けてやるという店主。結果は留学生が勝ち 10円になった野菜を買って帰っていく。
数日後 また留学生が現れ 今度もジャンケンになるが 店主が勝ち 留学生は何も買えずに帰っていく。
ある日 店主は 栄養失調になり病院へ運ばれる寸前の留学生と再会する。貧しい中で 懸命に勉強し 異国で生きている留学生たちを見かねた店主は 店の野菜を原価以下で販売し 他にも様々な援助を行い始める・・・
留学生たちは「日本のお父さん」と慕い 集まってくる。
店主は慕ってくる留学生たちに献身的にかかわるが 当然のごとく八百屋の経営は傾いていく・・・
地方の個人商店が潤い 勢いのあったバブル期。どんぶり勘定でも成り立っていた商店は多く お金に余裕があれば心にも余裕を持て 情熱く人を支援することで 優越感や満足感のような感情を得る人も多かったと思う。
留学生との再会シーンは中国で撮影予定だったが 撮影中に「天安門事件」が起こり断念。
事件に対する抗議の意味を込めて 37秒間の空白場面が挿入されている・・・
(敬称略)
娼年(2018年 ファントム・フィルム) [喜]
松坂桃李 真飛聖 冨手麻妙 猪塚健太 桜井ユキ 小柳友 馬渕英里何 萩野友里
佐々木心音 大谷麻衣 階戸瑠季 西岡徳馬 江波杏子 他
名門大学生でありながら 日々の生活や 女性との心体関係に退屈している森中領。
大学にもほとんど行かず バーでのアルバイトに明け暮れる毎日・・・ある夜 友人のホストが連れてきた女性 御堂静香は「女なんてつまんない」という領に静香は興味を持つ。
深夜の帰り道 静香は領を呼び止め 自他へ招き入れる。そして そこにいた女性とSEXをさせる・・・それは「Le Club Passion」への入店試験だった。
領のSEXを見た静香の採点は不合格だったが 相手女性の加点で入店合格となった領は 娼夫としての仕事を始める。
そこで彼が見て感じたものは・・・肉体的な欲望の多種多様さ 不思議さ 奥深さだった。
女性一人一人が隠し持つ内面に気づく度 違法な死後とはいえ そこにやりがいを見出し 没頭していく領だった。
R18+ということで 相当な性描写です。その中で 女性の欲望や性癖 と それを覆い隠す理性や日常・・・
あからさまに そのままに 表現しています。
(敬称略)
羊の木(2018年 アスミック・エース) [哀]
信じるか 疑うか 素性の知れない男女- 彼らは全員 元殺人犯・・・
錦戸亮 木村文乃 北村一輝 優香 市川実日子 水澤紳吾 田中泯 松田龍平
中村有志 安藤玉恵 細田義彦 北見敏之 松尾諭 山口美也子 鈴木晋介
深水三章 川瀬陽太 白神充 中沢清六 村上和成 江原政一 大矢敬典 西山清孝
中野剛 鈴木隆仁 山口尚子 白川朝海 船崎良 渡邉蒼 大智 三宅希空
川上凛子 安藤結埜 他
凶悪な罪を犯した元受刑者の素性を隠して 地方都市に移住させるという国の極秘プロジェクト。受入先窓口の魚探市職員に 錦戸亮。彼が思いを寄せる同級生に 木村文乃。
そして 殺人・傷害致死罪で服役後 移住する元受刑者には 北村一輝 優香 市川実日子 水澤紳吾 田中泯 松田龍平 が扮する。
タイトルが目につき あらすじを読んで設定に面白さを感じて観ました。
刑務所の収容人員過剰を軽減するため 模範囚の早期仮釈放を目的とした国家プロジェクト。しかし 仮釈放の条件である身元引受人がいない受刑者が多い・・・
この対策として 地方都市である深魚市は仮釈放者の住居と職を用意し 受入先に立候補する。
市長と市役所課長 そして担当者しか知らない移住者の過去・・・お互いをも知らない仮釈放者たちの個性と 複雑な過去 それに翻弄される市の担当者・・・
過去を隠しながら 街に住み 働き 日常生活を営む中で 少しずつ明るみに出る歪 そして その者の内面を垣間見た者だけがわかりえる人間性。
表面上の派手さではなく 様々な理由から重大な罪を犯してしまった者たちの内面にフォーカスした ヒューマンドラマです。
(敬称略)
ニワトリ☆スター(2018年 マジックアワー) [哀]
傷だらけのファンタジー「★かったのは なんだった?」
井浦新 成田凌 沙羅マリー 阿部亮平 LiLiCo 鳥肌実 津田寛治 奥田瑛二
山田スミ子 海原はるか 海原かなた ベ・ジョンミョン ペロンヤス 名倉央
DAY 佐藤太一郎 水橋研二 尚玄 辰巳蒼生 村上新悟 石橋穂乃香 ジャック
マグナム弾吉 中澤梓佐 他
ネットをはじめとする高評価通りの作品。
愛情 友情 家族愛 と 笑い と エロ 闇 恐怖 スリル などなどが重なり 悲しみと感動で締めくくられる。
静止画や動画のリアルさは 津田寛治を筆頭に 役のイメージ通り・・・か それ以上に役を表現している俳優たちの力量だと感じる。
深夜の オカマバーでアルバイトをしながら 中途半端に大麻を裁いている売人 草太(井浦新) は 自由で破天荒な 楽人(成田凌) と共同生活しているが 目標もなく 自堕落に毎日を過ごしている。
二人の周りには 大麻を卸すラッパーや 街の暗部を陰で操っているヤクザの 八田(津田寛治) 覚せい剤中毒のシングルマザー など 厄介な人たちが群像を織りなしている。
綱渡りながらも何とか生きていた二人だが ある時 ラッパーのJAYが禁断の扉を開けてしまい 草太と楽人にも危険が降りかかる・・・
事に巻き込まれていくうちに 知らなかったお互いの内面が浮き彫りになり 意見が食い違い 草太は大阪の実家へと帰ってしまう・・・
帰る場所のない楽人は 危険と知りながらも 八田に仕事を請い 深みに嵌っていく・・・
途中までは 重たく グロい物語と描写でしたが ラストに向かっては 人間愛に溢れ 切なくも誇れるような生き方を 素敵に描いています。
(敬称略)
半落ち(2004年 東映) [哀]
寺尾聡 柴田恭兵 原田美枝子 吉岡秀隆 奥貫薫 井川比佐志 本多博太郎
鶴田真由 田辺誠一 井原剛志 國村準 高島礼子 奈良岡朋子 樹木希林
斉藤洋介 田山涼成 石橋蓮司 嶋田久作 笹野高史 西田敏行 他
3日前に妻を殺害した元刑事。
幼少の一人息子が白血病を患い 移植の道を探るも 適合ドナーが現れず 無念の中息子を亡くしてしまった過去を持つ。
その悲しみを抱えながら生きてきた 妻をアルツハイマーが襲う。次第に記憶が曖昧になっていく妻・・・
白血病で息子を失った妻は 息子の記憶を失いたくないと 覚えているうちに命を絶つことを決め 夫に殺してほしいと懇願する・・・
妻の想いを遂げ 自らも命を絶とうとする夫だが 51歳の誕生日までは生きる覚悟を持つ。そして妻の殺害から3日後 夫は自首する。
取り調べでは 殺害について認めるも 自首までの「空白の二日間」については何も語ろうとしない・・・
その後の調べで 夫は新宿歌舞伎町に向かったのではと判明するが 証拠などの事実確認は取れず 相変わらずその件につて 夫は黙秘を続ける。
警察と検察の駆け引き それに絡む弁護士と報道・・・
夫の想いと 真実は 何処に・・・
何となく 重たく ヒューマニズムな作品が観たくて・・・
病気を患い 生きたくても生きられない人 自らの家族がアルツハイマーによって壊れていく様を 目の当たりにする辛さ やるせなさ・・・ そして重く圧し掛かる介護・・・
もしもの時の臓器提供を免許証に裏書きしている私にも 近い将来 介護というものが迫って来るであろう。
明確に 強固な意志を持って 自分自身が壊れることなく向き合えるか・・・
そして その先 私自身は誰の手をも煩わせることなく 人生を終えられるだろうか。
(敬称略)
二つの祖国(2019年 テレビ東京) [哀]
テレビ東京開局55周年特別企画。
録画していて観たのですが・・・物語の重さと奥深さ それを表現する素晴らしき俳優。
戦争の側面で起こった 日系二世を主とする 大作であり 言葉にならない感情が溢れます・・・
※以下は Wikipedia より。
日系2世でロスアンゼルスの日本語新聞社の記者・天羽賢治を主人公に 太平洋戦争によって日米二つの祖国の間で身を切り裂かれながらも アイデンティティを探し求めた日系アメリカ人たちの悲劇を描いた作品。300人の実在の人物への面接と膨大な資料調査に基づき 5年をかけて執筆された。作中登場する主人公や家族・友人などは架空であるが 日系人の強制収容 アメリカへの忠誠テスト 血の証 戦中・戦後における日系語学兵の活躍など それまで日本ではあまり知られていなかった史実が盛り込まれた歴史小説として話題になった。シベリア抑留を描いた『不毛地帯』 日本人中国残留孤児をテーマにした『大地の子』と合わせて、山崎豊子の「戦争三部作」と呼ばれている。
1984年にNHK大河ドラマ『山河燃ゆ』として九代目松本幸四郎主演でテレビドラマ化された。これらにより日本において日系人ブームが起こったが 原作も含め 在米日系人社会からは反発もあった]。国はアメリカ一つだけであるとする日系人の書名に対する違和感や 強制収容の賠償運動などへの影響が懸念され 全米日系市民協会はドラマ化に際しNHKと協議し 「二つの祖国」から「山河燃ゆ」にタイトル変更の上での放映となった。日系人コミュニティの反対を受けてアメリカでの放送は中止された。
そして今回 2019年3月 テレビ東京開局55周年特別企画として「二つの祖国」のタイトルで小栗旬主演でスペシャルドラマ化された。
(敬称略)
録画していて観たのですが・・・物語の重さと奥深さ それを表現する素晴らしき俳優。
戦争の側面で起こった 日系二世を主とする 大作であり 言葉にならない感情が溢れます・・・
※以下は Wikipedia より。
日系2世でロスアンゼルスの日本語新聞社の記者・天羽賢治を主人公に 太平洋戦争によって日米二つの祖国の間で身を切り裂かれながらも アイデンティティを探し求めた日系アメリカ人たちの悲劇を描いた作品。300人の実在の人物への面接と膨大な資料調査に基づき 5年をかけて執筆された。作中登場する主人公や家族・友人などは架空であるが 日系人の強制収容 アメリカへの忠誠テスト 血の証 戦中・戦後における日系語学兵の活躍など それまで日本ではあまり知られていなかった史実が盛り込まれた歴史小説として話題になった。シベリア抑留を描いた『不毛地帯』 日本人中国残留孤児をテーマにした『大地の子』と合わせて、山崎豊子の「戦争三部作」と呼ばれている。
1984年にNHK大河ドラマ『山河燃ゆ』として九代目松本幸四郎主演でテレビドラマ化された。これらにより日本において日系人ブームが起こったが 原作も含め 在米日系人社会からは反発もあった]。国はアメリカ一つだけであるとする日系人の書名に対する違和感や 強制収容の賠償運動などへの影響が懸念され 全米日系市民協会はドラマ化に際しNHKと協議し 「二つの祖国」から「山河燃ゆ」にタイトル変更の上での放映となった。日系人コミュニティの反対を受けてアメリカでの放送は中止された。
そして今回 2019年3月 テレビ東京開局55周年特別企画として「二つの祖国」のタイトルで小栗旬主演でスペシャルドラマ化された。
(敬称略)
探偵はBARにいる3(2017年 東映) [哀]
札幌在住のミステリー作家 東直己 が描く「ススキノ探偵」シリーズを原作に 2011年の映画化からのシリーズ3。
「命を燃やすものは あるか?」
大泉洋 松田龍平 北川景子 前田敦子 リリー・フランキー 鈴木砂羽
田口トモロヲ 志尊淳 マギー 安藤玉恵 正名僕蔵 篠井英介 野間口徹
坂田聡 松重豊 土平ドンペイ 斎藤歩 前原滉 天山広吉 片桐竜次 今村美乃
今作も アジア有数の大歓楽街 ススキノを舞台に 悪役ヒロインに北川景子を 裏社会とも繋がる冷酷非道な実業家に リリー・フランキーを配し 滑稽なハードボイルド探偵役の 大泉洋 と相棒役の 松田龍平 が絡む。
ある日 冷凍蟹を運んでいたトラック運転手が射殺された。そして積荷である蟹と 同乗していた若い女子大生が消えた・・・
女子大生と交際していた大学の後輩に頼まれた高田は 探偵に話を持っていく。
ケチな依頼と 暇つぶし程度に受けたものの 背後にはとてつもない大きな闇と欲望が潜んでいた・・・
消えた女子大生が働いていた 闇のモデル事務所代表役の北川景子。羽振りよく 強面の男たちを顎で使うが どこか無機質な瞳。荒んだ過去の回想シーンでの表情・・・
探偵にすり寄る愛嬌ある雰囲気 囲われている実業家に対する 上っ面の愛情表現と 心の奥底で軽蔑しているであろう 佇まい・・・
いくつもの顔を使い分ける北川景子に 大泉洋 松田龍平 リリー・フランキーらが絡み 軽いテンンポながらも 深みのある作品です。
(敬称略)
「命を燃やすものは あるか?」
大泉洋 松田龍平 北川景子 前田敦子 リリー・フランキー 鈴木砂羽
田口トモロヲ 志尊淳 マギー 安藤玉恵 正名僕蔵 篠井英介 野間口徹
坂田聡 松重豊 土平ドンペイ 斎藤歩 前原滉 天山広吉 片桐竜次 今村美乃
今作も アジア有数の大歓楽街 ススキノを舞台に 悪役ヒロインに北川景子を 裏社会とも繋がる冷酷非道な実業家に リリー・フランキーを配し 滑稽なハードボイルド探偵役の 大泉洋 と相棒役の 松田龍平 が絡む。
ある日 冷凍蟹を運んでいたトラック運転手が射殺された。そして積荷である蟹と 同乗していた若い女子大生が消えた・・・
女子大生と交際していた大学の後輩に頼まれた高田は 探偵に話を持っていく。
ケチな依頼と 暇つぶし程度に受けたものの 背後にはとてつもない大きな闇と欲望が潜んでいた・・・
消えた女子大生が働いていた 闇のモデル事務所代表役の北川景子。羽振りよく 強面の男たちを顎で使うが どこか無機質な瞳。荒んだ過去の回想シーンでの表情・・・
探偵にすり寄る愛嬌ある雰囲気 囲われている実業家に対する 上っ面の愛情表現と 心の奥底で軽蔑しているであろう 佇まい・・・
いくつもの顔を使い分ける北川景子に 大泉洋 松田龍平 リリー・フランキーらが絡み 軽いテンンポながらも 深みのある作品です。
(敬称略)
一人旅(2019年 徳島県) [楽]
旅というほどではありませんが 年に数度の連休でしたので ゴロゴロしてるだけではなく どこかへ・・・と思い 以前から気になっていた 徳島県美馬市の「うだつの町並み」へ。
到着後 真っ先に向かったのは どうしてもこれが見たかった 脇町劇場(オデオン座)。
(オデオン座外観)↓
1934年(昭和9年)に建てられ 回り舞台や花道のある劇場。フランス・パリの国立劇場からの由来で 別称「オデオン座」とも呼ばれています。戦後は 芝居や歌謡ショー等が公演され 地域住民にとっては欠かせない娯楽の殿堂だったようです。
(客席から)↓
(舞台上から)こんなところで表現すると 気持ちいいだろうなぁ・・・↓
(舞台上の照明機器)↓
(楽屋)↓
(二階客席から)↓
(舞台下・・・奈落の底)↓
その後 老朽化などの理由により閉館されるまで主に映画館として利用されていました。閉館後は取り壊し予定でしたが 1996年(平成8年)に松竹映画「虹をつかむ男」の舞台となったことから 注目を集め 市指定文化財として修復され 一般公開されています。
とにかく見たかったオデオン座を後にして うだつの町並みを散策。
300年以上前の建物もあり 独特の風情が感じられます。
残念ながらこの日は曇り空でしたが 晴れの日であれば 沈む夕日に照らされた街並みが 幻想的に美しく照らされるそうです。
到着後 真っ先に向かったのは どうしてもこれが見たかった 脇町劇場(オデオン座)。
(オデオン座外観)↓
1934年(昭和9年)に建てられ 回り舞台や花道のある劇場。フランス・パリの国立劇場からの由来で 別称「オデオン座」とも呼ばれています。戦後は 芝居や歌謡ショー等が公演され 地域住民にとっては欠かせない娯楽の殿堂だったようです。
(客席から)↓
(舞台上から)こんなところで表現すると 気持ちいいだろうなぁ・・・↓
(舞台上の照明機器)↓
(楽屋)↓
(二階客席から)↓
(舞台下・・・奈落の底)↓
その後 老朽化などの理由により閉館されるまで主に映画館として利用されていました。閉館後は取り壊し予定でしたが 1996年(平成8年)に松竹映画「虹をつかむ男」の舞台となったことから 注目を集め 市指定文化財として修復され 一般公開されています。
とにかく見たかったオデオン座を後にして うだつの町並みを散策。
300年以上前の建物もあり 独特の風情が感じられます。
残念ながらこの日は曇り空でしたが 晴れの日であれば 沈む夕日に照らされた街並みが 幻想的に美しく照らされるそうです。
嘘を愛する女(2018年 東宝) [喜]
川原由加利(長澤まさみ) 小出桔平(高橋一生) 海原匠(吉田鋼太郎)
DAIGO 川栄李奈 黒木瞳 野波麻帆 初音映莉子 嶋田久作 奥貫薫 津嘉山正種
ビジネス界で最も活躍した女性 ウーマンオブザイヤー に選ばれた由加里。食品メーカーの第一線で働くキャリアウーマンには 同棲して5年になる彼 桔平がいた。
医学研究を職業とする桔平の収入は少なく 家事をする代わりに生活費の全ては由加里が担っていた。
ある日 由加里と由加里の母との食事を 連絡なしにすっぽかした桔平。彼の帰りを待っている由加里を訪ねたのは刑事だった。
病院に運ばれていた桔平は くも膜下出血で意識がなく 昏睡状態だった。更に刑事から驚きの事実が伝えられる・・・
桔平が所持していた 免許証は偽造されたものだった・・・
騙され続けていたショックも隠し切れず 仕事でも失態を冒してしまった由加里は 意を決して私立探偵の海原に調査を依頼する。
調査中 桔平のことを「先生」と呼ぶ女子大生が現れ 彼が700枚にも及ぶ小説を執筆していたことを知る・・・
そこに書かれていた 故郷 家族 幸せ・・・ これは桔平自身のことなのか それとも・・・ほかのだれかなのか。
由加里は小説の舞台となっている瀬戸内へ向かい 海原も後を追う。そして二人の調査が始まり 少しずつ 桔平の 過去に近づいていく・・・
桔平は何故 由加里に嘘をつき 全てを隠して生きなければならなかったのか・・・
重い過去と そこから前を向くきっかけとなった出会い しかし 本当の過去を伝えられなかった苦悩・・・
桔平と由加里・・・それぞれの葛藤と 愛情が交錯する・・・
(敬称略)
DAIGO 川栄李奈 黒木瞳 野波麻帆 初音映莉子 嶋田久作 奥貫薫 津嘉山正種
ビジネス界で最も活躍した女性 ウーマンオブザイヤー に選ばれた由加里。食品メーカーの第一線で働くキャリアウーマンには 同棲して5年になる彼 桔平がいた。
医学研究を職業とする桔平の収入は少なく 家事をする代わりに生活費の全ては由加里が担っていた。
ある日 由加里と由加里の母との食事を 連絡なしにすっぽかした桔平。彼の帰りを待っている由加里を訪ねたのは刑事だった。
病院に運ばれていた桔平は くも膜下出血で意識がなく 昏睡状態だった。更に刑事から驚きの事実が伝えられる・・・
桔平が所持していた 免許証は偽造されたものだった・・・
騙され続けていたショックも隠し切れず 仕事でも失態を冒してしまった由加里は 意を決して私立探偵の海原に調査を依頼する。
調査中 桔平のことを「先生」と呼ぶ女子大生が現れ 彼が700枚にも及ぶ小説を執筆していたことを知る・・・
そこに書かれていた 故郷 家族 幸せ・・・ これは桔平自身のことなのか それとも・・・ほかのだれかなのか。
由加里は小説の舞台となっている瀬戸内へ向かい 海原も後を追う。そして二人の調査が始まり 少しずつ 桔平の 過去に近づいていく・・・
桔平は何故 由加里に嘘をつき 全てを隠して生きなければならなかったのか・・・
重い過去と そこから前を向くきっかけとなった出会い しかし 本当の過去を伝えられなかった苦悩・・・
桔平と由加里・・・それぞれの葛藤と 愛情が交錯する・・・
(敬称略)
散歩する侵略者(2017年 松竹) [哀]
世界は終わるのかもしれない それでも 一緒に生きたい・・・
加瀬鳴海(長澤まさみ) 加瀬真治(松田龍平) 立花あきら(恒松祐里)
明日美(前田敦子) 丸尾(満島真之介) 車田(児島一哉) 天野(高杉真宙)
鈴木(光石研) 牧師(東出昌大) 医者(小泉今日子) 品川(笹野高史)
桜井(長谷川博己) 他
数日間行方不明だった真治が見つかった・・・ が 以前とは変わり 穏やかというか 物事を忘れたというか そして優しくなった真治に戸惑う妻の鳴海。
真治は働く事も出来ず 会社を辞め 毎日散歩に出かける 何をしているのか・・・
その頃 町では一家惨殺事件が発生。奇妙な現象が頻発していた。
事件を取材していた桜井は 現場で天野という若者に出会い 謎めいた彼の正体にも興味を持ち 事件の鍵を握る女子高生 あきらを探し始める。
やがて町は 少しずつ不穏な世界へと移り変わり 事態は予期せぬ奇妙な方向へと動いていく。
真治 あきら 天野 彼らは「地球を侵略しに来た」宇宙人だった・・・
そして 当たり前の日常は終わりを告げ 町も人も その姿を変えていく・・・
(敬称略)
七つの会議(2019年 東宝) [喜]
全ての日本人に問う 「働く事」の正義とは?
池井戸潤原作。中堅電機メーカーで起こった不祥事と それに翻弄され 巻き込まれていく社員たちを描いた群像劇。
2011年の日経電子版連載から2013年のドラマ化を経て 今回映画化。
野村萬斎 香川照之 及川光博 片岡愛之助 音尾琢真 藤森慎吾 朝倉あき
岡田浩暉 吉田羊 土屋太鳳 木下ほうか 溝端淳平 立川談春 小泉孝太郎
勝村政信 世良公則 鹿賀丈史 春風亭昇太 橋爪功 役所広司 北大路欣也 他
一部上場企業の子会社である中堅電機メーカー「東京建電」を舞台に起こる 親会社 下請け会社 そして 航空・列車など 世界中の利用者を巻き込むかも知れない不祥事。
それにかかわる 経営者・役員・社員たち それぞれの考える「正義」「守るべきこと」が異なることから 食い違う意見・・・ 画策・・・ 隠ぺい・・・ などなど。
映画館での予告編を観たときから 楽しみにしていた作品で 公開日がサービスディということも重なって初日に観ました。
池井戸作品の真骨頂である「社会派小説」をこれほどの俳優たちで表現する・・・
今ではハラスメントになりますが 忙しさや残業 そして働く事が美徳とされていたバブル時代の 当たり前で日常茶飯事だった言動も含めて それぞれの真っすぐさと熱さが感じられます。
(敬称略)
マスカレード・ホテル(2019年 東宝) [楽]
新田浩介(木村拓哉) 山岸尚美(長澤まさみ) 能勢(小日向文世) 本宮(梶原善)
泉澤祐希 東根作寿英 石川恋 濱田岳 前田敦子 笹野高史 高嶋政宏 田口浩正
宇梶剛士 生瀬勝久 勝地涼 菜々緒 松たか子 鶴見辰吾 篠井英介 渡部篤郎
石橋凌 橋本マナミ 明石家さんま 他
全員を疑え。犯人はこの中にいる。
潜入捜査官 ホテルマン 正反対のコンビが連続殺人事件に挑む。
都内で発生した3件の殺人事件。現場に残された 羅列された謎の数字。解読すると 次の殺人現場を緯度と経度で表している数字だった。
そして 4件目の殺人予告現場は ホテル・コルチシア東京 だった。犯人への手がかりが全くない警察は 予告現場であるホテルへの潜入捜査を決断する。
各刑事が ホテルの各現場でホテルマンとして行動し 犯行を未然に防ぐ作戦の中 新田はフロントクラークを任命され 教育係として山岸が指導することになる。
次々と現れる素性の知れない宿泊客。「犯人逮捕」が最優先の新田と 「お客様の安全」が最優先の山岸。立場の違いから意見や行動が衝突することも多い二人だが 次第に 互いのプロ意識を認め合い 理解し合うようになり 不思議な信頼関係が芽生えていく。
そんな中 事件は急展開を迎え 想像もしなかった危険が待ち受け 驚きの真相が明らかになる・・・
現在公開中ですので 詳細は記しませんが 間とテンポがとても心地いい作品です。物語は殺人事件がメインですが 事件以外にも 新田と山岸を中心とした 仲間・上司・部下・ホテルの客 とのヒューマンな部分がフォーカスされていて 温かく感じます。
(敬称略)
彼女がその名を知らない鳥たち(2017年 クロックワークス) [哀]
北原十和子(蒼井優) 佐野陣治(阿部サダヲ) 水島真(松坂桃李)
國枝カヨ(村川絵梨) 酒田刑事(赤堀雅秋) 野々山美鈴(赤澤ムック)
國枝(中嶋しゅう) 黒崎俊一(竹野内豊) 他
十和子は自制できない欲求不満を抱えながら 同居人で 取柄もなく 野蛮で不潔な男 陣治と暮らしている。仕事をしていない十和子は 陣治から与えられる僅かなお金が頼りで それがなければ陣治の顔など見たくもなかった。
そして かつての恋人である黒崎を思い出しては ため息をつきながら暮らしていた。
ある日 思い出の腕時計が故障してしまい クレームを言った百貨店の社員 水島がお詫びの提案に自宅を訪れた。頑なな態度の十和子に 水島は突然キスをする・・・
そこから 十和子の心は水島に惹かれ 情事を重ね 頻繁に家を空けるようになる。
そんな十和子を叱りに 姉の美鈴が訪ねて来るが 陣治はあくまでも十和子をかばい 特に黒崎とよりが戻ったことを疑う美鈴に それは絶対にありえないと言い切る。
その頃 十和子は刑事の訪問を受け 黒崎が5年前から行方不明だったことを知る。
真相を知りたくて訪れた黒崎の家で 過去に黒崎から懇願され 十和子を慰み者にした國枝という老人と再会する。
黒崎は実力者である國枝の後ろ盾を得るべく 十和子を捧げ 結果 國枝の姪と結婚していたのだった。
更に よそよそしくなった水島の態度・・・彼も十和子との関係を遊びとしか思っていなかった・・・
陣治は 水島と手をきるよう 精一杯十和子に訴えるが 十和子は陣治の言動に反発し 何度も水島に会いに行く・・・
十和子 陣治 黒崎 水島 それぞれの心にある黒い思惑と 取繕う表面上の顔・・・
表の顔と裏の心と 少しの真っすぐさを 蒼井優 阿部サダヲ 竹野内豊 松坂桃李 が 妖しく表現しています。
(敬称略)
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年 松竹) [喜]
鹿野靖明(大泉洋) 安堂美咲(高畑充希) 田中久(三浦春馬)
高村大助(萩原聖人) 前木貴子(渡辺真起子) 塚田心平(宇野祥平)
鹿野清(竜雷太) 田中猛(佐藤浩市) 野原博子(原田美枝子)
韓英恵 宮澤秀羽 矢野聖人 大友律 中田クルミ 古川琴音 爆弾ジョニー 他
筋ジストロフィーという 筋肉が衰えていく難病。
この病と闘いながら 病院ではなく 自宅で 多くのボランティアに支えられながら生きた 鹿野泰明さんの実話です。
介助がなければ何もできない・・・
幼少期から 筋ジストロフィーを患った鹿野は 病院や施設ではなく 実家でもなく 自立することを選んだ。
両親にもそれぞれの人生を歩んで欲しい 自分のためだけに人生を費やしてほしくない・・・そして自分も人として生きていたい・・・
この思いを持ち続け 有償・無償のボランティアを組み合わせて 24時間の介助生活を全うした。
しかも 自由に 気ままに ボランティアにはわがまま放題に・・・
障害者だからと 他人に迷惑をかけているからと ボランティアがいなければ生きていけないからと いうことに遠慮することなく 仕事をして ケンカもして 恋もして どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野。
そして そんな彼を 時に煩わしいと感じながらも 理解し 支え続けたボランティアや病院の人たちの物語。
障害者・・・本人も苦しいが 両親も 特に母親の罪悪感は計り知れない。
健康に生んであげられなかった・・・いくら詫びても悔やんでもどうにもならない。
障害を持ったまま年を重ねる・・・入浴や下の世話など 介助者も大変だが 本人の羞恥心も想像を絶する。
鹿野さんの生き方が全て正しいかどうかはわからないが 様々なことを乗り越えたり 飲み込んだりしながら生き抜いた人生と それを支えた周囲の人たちに・・・感服しました。
(敬称略)
一人旅(2019年 愛媛県) [楽]
2019年の年始は 一人でフラッと JRで4時間ほどの宇和島へ。
ホテルクレメントが一緒になっている おしゃれな駅舎です。
早朝出発でしたので 昼食をと 周辺を探しますが さすが元旦ということで 開いている店がない・・・
ぐるぐるした結果 駅前で1件だけ営業していた喫茶店? カフェド・モアへ
80歳代かと思われるご夫婦のお店です。
カレーライスを食べたのですが 途中で 「りんご食べる?」「みかん食べる?」と 次々に おばあちゃんが持ってきてくれます。帰りには金柑のど飴まで持たされました。ありがとう。
お腹を満たして 初詣へと 事前に調べていた 多賀神社へ。
お参りを済ませて 知る人ぞ知るコアな部分 「性文化財凸凹神堂」へ 800円を支払って入場。
場内は撮影禁止ですが 女性の一人客もいます。世界の性について所狭しと展示されていて なかなかの場所でした。
そして 駅近くのアーケード商店街「きさいやロード」へ。
こちらも元旦ということでか ほとんどが店休日。
まぁ 正月の旅にはつきものですので街並みを散策しながら宿泊の宇和島グランドホテルへチェックイン。
しばし休憩の後 夕食にと「鯛めし」を探すも ネットに載っているおすすめ店は全て休業・・・
周辺で営業していたのは 昼食をいただいた モア とクレメントのレストランくらいでした。
ので クレメントのレストラン シレーヌで 「鯛めし」と「じゃこ天」を夕食にして グランドホテル向かいの国際ホテル大浴場にゆっくりとつかり 一日目は終了。
2日目はメインの闘牛。
ホテルで朝食を済ませて 宇和島城下などの街を散策。この散策が結構好きで楽しい。
闘牛場場では無料バスがあり 時間に合わせてバス乗り場へ。
闘牛場内の弁当で昼食をとり 席を確保。事前にネットで前売り券を購入するとお得です。
パンフレットを見ながら 闘い前の闘牛たちを見学・・・
思いのほか多い観客(一人旅っぽい男女も多数)が盛り上がる中 取り組み開始。
思い掛けずの迫力と 額や角がぶつかる音 そして血を流しながらも闘う牛に思わず言葉を失い唖然・・・
前頭 小結 関脇 大関 と闘いが続き 中には白熱する闘いも・・・そしてメインの横綱戦は相当な雰囲気と迫力に押されました。
牛と共に闘う 牛主さんたちの熱さも醍醐味です。
闘牛を終え 列車の時刻の都合で夕食は車内用に BOULANGERIE RIZ (ブゥランジュリ リズ)で米粉を使ったパンを買い 駅周辺で独特の食感といわれる唐饅頭を買い 帰路へ・・・
おおきな繁華街やショッピングセンターはありませんが 地の食べ物とイベントで楽しめた2日間でした。
ホテルクレメントが一緒になっている おしゃれな駅舎です。
早朝出発でしたので 昼食をと 周辺を探しますが さすが元旦ということで 開いている店がない・・・
ぐるぐるした結果 駅前で1件だけ営業していた喫茶店? カフェド・モアへ
80歳代かと思われるご夫婦のお店です。
カレーライスを食べたのですが 途中で 「りんご食べる?」「みかん食べる?」と 次々に おばあちゃんが持ってきてくれます。帰りには金柑のど飴まで持たされました。ありがとう。
お腹を満たして 初詣へと 事前に調べていた 多賀神社へ。
お参りを済ませて 知る人ぞ知るコアな部分 「性文化財凸凹神堂」へ 800円を支払って入場。
場内は撮影禁止ですが 女性の一人客もいます。世界の性について所狭しと展示されていて なかなかの場所でした。
そして 駅近くのアーケード商店街「きさいやロード」へ。
こちらも元旦ということでか ほとんどが店休日。
まぁ 正月の旅にはつきものですので街並みを散策しながら宿泊の宇和島グランドホテルへチェックイン。
しばし休憩の後 夕食にと「鯛めし」を探すも ネットに載っているおすすめ店は全て休業・・・
周辺で営業していたのは 昼食をいただいた モア とクレメントのレストランくらいでした。
ので クレメントのレストラン シレーヌで 「鯛めし」と「じゃこ天」を夕食にして グランドホテル向かいの国際ホテル大浴場にゆっくりとつかり 一日目は終了。
2日目はメインの闘牛。
ホテルで朝食を済ませて 宇和島城下などの街を散策。この散策が結構好きで楽しい。
闘牛場場では無料バスがあり 時間に合わせてバス乗り場へ。
闘牛場内の弁当で昼食をとり 席を確保。事前にネットで前売り券を購入するとお得です。
パンフレットを見ながら 闘い前の闘牛たちを見学・・・
思いのほか多い観客(一人旅っぽい男女も多数)が盛り上がる中 取り組み開始。
思い掛けずの迫力と 額や角がぶつかる音 そして血を流しながらも闘う牛に思わず言葉を失い唖然・・・
前頭 小結 関脇 大関 と闘いが続き 中には白熱する闘いも・・・そしてメインの横綱戦は相当な雰囲気と迫力に押されました。
牛と共に闘う 牛主さんたちの熱さも醍醐味です。
闘牛を終え 列車の時刻の都合で夕食は車内用に BOULANGERIE RIZ (ブゥランジュリ リズ)で米粉を使ったパンを買い 駅周辺で独特の食感といわれる唐饅頭を買い 帰路へ・・・
おおきな繁華街やショッピングセンターはありませんが 地の食べ物とイベントで楽しめた2日間でした。
DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年 東宝) [喜]
堺雅人 高畑充希 堤真一 安藤サクラ 田中泯 中村珠緒 市川実日子
粟野咲莉 ムロツヨシ 要潤 大倉孝二 神戸浩 國村準 古田新太
鶴田真由 薬師松ひろ子 吉行和子 橋爪功 三浦友和 瀬戸たかの
木下ほうか 池谷のぶえ 小山春明 中村靖日 後藤由衣良 稲川美代子
飯田基祐 中台あきお 神原哲 村上和也 他
鎌倉で暮らすミステリー作家 一色正和のもとに嫁いだ妻 亜紀子は 人間と共に共存する 魔物 妖怪 幽霊 挙句は 死神までとも出会い ただただ驚きながら生活している。
どうやら ここ 鎌倉は 人と人ならざる者たちが 仲良く暮らす街のようだ。
小説の執筆だけではなく 鎌倉署の霊捜査などにも加わる正和は 他にも熱帯魚・鉄道と多趣味。その正和や 年齢不詳の家政婦キン 腐れ縁の編集者本田 などにも受け入れられ 周りの人たちと仲良く暮らす亜紀子。
その天真爛漫で自由奔放な一面から 驚きながらもすべてを受け入れる亜紀子。挙句は一色家に居座った貧乏神をも受け入れる。
幸せな暮らしの中で 正和には亜紀子に隠していた秘密があった。それが原因となり 正和は亜紀子との結婚に疑問を感じていた・・・
ある日 突然の病に倒れた正和。目を覚ますと亜紀子の姿が消えていた。残されていたのは 溢れんばかりの愛が書き留められた手紙・・・
亜紀子は不慮の事故に遭い 黄泉の国へと旅立っていたのだった。
消えた亜紀子を取り戻すため 正和は黄泉の国へ向かうことを決意する。
そこで待ち受けていたものは・・・ 平安時代から続く深い愛 その時代から亜紀子を奪おうとしていた魔物 正和の両親の本当の姿 ・・・ などであった。
元来 リアリティのある作品が好きで ファンタジーは入り込めずに敬遠していた
のですが TV放映ということと これでもかというキャスティングが気になって 観ました。
CGの素晴らしさは勿論の上に 非現実の中に リアルな心情・情景がしっかりと映しだれていて それを表現する これでもかという俳優・・・
「夢がある」というのは こういうことか と ファンタジーに対する偏見が大きく変わった作品です。
(敬称略)
幼な子われらに生まれ(2017年 ファントム・フィルム) [喜]
親愛なる 傷だらけのひとたちへ。
田中信(浅野忠信) 田中奈苗(田中麗奈) 田中薫(南沙良)
沙織(鎌田らい樹) 田中恵理子(新井美羽) 沢田(宮藤官九郎) 友佳(寺島しのぶ) 水澤紳吾 池田成志 他
共にバツイチで再婚した信と奈苗。一見幸せそうに見えるが 奈苗の連れ子である長女の薫は 年頃ということもあってか信に懐かない。ばかりか次女の恵理子が信に懐いていることも疎ましいようだ。
そんな家庭環境と 男性に頼って生きる奈苗に やり切れなさを感じている中で 信は突然の出向を言い渡される・・・
仕事も家庭も上手くいかない信は キャリアウーマンだった前妻との間の沙織に会う 数ヶ月に一度だけを心待ちに過ごしていたが やがて苛立ちを覚え 新たな生命を お腹に抱えている奈苗にも言ってはいけない言葉を浴びせてしまう。
さらに 薫のストレスは度を増し ついには「やっぱりこのウチ嫌だ。本当のパパに会わせてよ」と信に投げ掛ける。
自暴自棄になった信は 薫と恵理子が幼い頃に 子供嫌いなどから 散々酷いことを行ってきた奈苗の前夫 沢田に会う。そして 薫と会ってくれないか 薫が望めば一緒に暮らしてくれないかと頼む。沢田は薫に会う代償としうて金を無心する・・・
薫と沢田が会う日・・・出掛けた薫は待ち合わせ場所に行かず 心配で様子を見に行った信は いつまでも待ち続けている沢田を目にし 声を掛ける。
信と幼い恵理子を目にした沢田に 過去の後悔と 本当は薫に会いたかった心情が 伺える・・・
沢田が用意していた薫へのプレゼントを預かり 信が帰宅すると 薫は帰っていた。父親に会ってどうだったかと尋ねる信に 楽しかったと薫は答える・・・
沢田からのプレゼントを置いて部屋を出た信・・・それを開けたとき 薫と信が少しだけ お互いを理解し合えた瞬間が訪れた。
そして 他人だった家族は より家族に近い他人へと変わっていくように思えた・・・
(敬称略)
田中信(浅野忠信) 田中奈苗(田中麗奈) 田中薫(南沙良)
沙織(鎌田らい樹) 田中恵理子(新井美羽) 沢田(宮藤官九郎) 友佳(寺島しのぶ) 水澤紳吾 池田成志 他
共にバツイチで再婚した信と奈苗。一見幸せそうに見えるが 奈苗の連れ子である長女の薫は 年頃ということもあってか信に懐かない。ばかりか次女の恵理子が信に懐いていることも疎ましいようだ。
そんな家庭環境と 男性に頼って生きる奈苗に やり切れなさを感じている中で 信は突然の出向を言い渡される・・・
仕事も家庭も上手くいかない信は キャリアウーマンだった前妻との間の沙織に会う 数ヶ月に一度だけを心待ちに過ごしていたが やがて苛立ちを覚え 新たな生命を お腹に抱えている奈苗にも言ってはいけない言葉を浴びせてしまう。
さらに 薫のストレスは度を増し ついには「やっぱりこのウチ嫌だ。本当のパパに会わせてよ」と信に投げ掛ける。
自暴自棄になった信は 薫と恵理子が幼い頃に 子供嫌いなどから 散々酷いことを行ってきた奈苗の前夫 沢田に会う。そして 薫と会ってくれないか 薫が望めば一緒に暮らしてくれないかと頼む。沢田は薫に会う代償としうて金を無心する・・・
薫と沢田が会う日・・・出掛けた薫は待ち合わせ場所に行かず 心配で様子を見に行った信は いつまでも待ち続けている沢田を目にし 声を掛ける。
信と幼い恵理子を目にした沢田に 過去の後悔と 本当は薫に会いたかった心情が 伺える・・・
沢田が用意していた薫へのプレゼントを預かり 信が帰宅すると 薫は帰っていた。父親に会ってどうだったかと尋ねる信に 楽しかったと薫は答える・・・
沢田からのプレゼントを置いて部屋を出た信・・・それを開けたとき 薫と信が少しだけ お互いを理解し合えた瞬間が訪れた。
そして 他人だった家族は より家族に近い他人へと変わっていくように思えた・・・
(敬称略)
億男(2018年 東宝) [喜]
お金とは何か? 幸せはどこか?
一男(佐藤健) 九十九(高橋一生) 十和子(沢尻エリカ) 千住(藤原竜也)
百瀬(北村一輝) 万左子(黒木華) あきら(池田エライザ) 他
兄が残した3千万円の借金を背負い 昼は図書館司書 夜間はパン工場のアルバイトと 働きづくめで返済している一男。
妻の万佐子は 返済に苦心し 窮屈にしか生きられない一男に愛想を尽かし 娘と共に家を出てしまう。
そんな踏んだり蹴ったりの一男に突然の幸運が舞い降りる・・・
月一で娘と出掛けた先で貰った福引券で得た宝くじが 3億円の当選となる。
これで借金を返済すれば 家族とも元も戻れると喜ぶ一男だが ネットでの高額当選者事情を見るにつれ その悲惨な人生に恐怖を感じてしまう。
怖くなった一男は 大学時代の親友で 起業して億万長者となっていた九十九に相談する。久しぶりの再会で豪遊し 酔いつぶれた一男が翌朝目を覚ました時 3億円と九十九は消えていた・・・
そして 3億円と親友と 幸せとは何かを探す 一男の旅が始まった。
豪遊した際に出会った あきら を頼りに かつて九十九とともに起業し 会社を売却して億万長者となった 百瀬 千住 十和子ら 曲者たちの間を渡り歩き 翻弄されながら お金 友情 家族・・・ に辿り着く物語。
物語と映像の緩急が心地よく 引き込まれたり 温かさを感じたり 個性的なキャラクターと合わさって 瞬く間に進んでいく物語の最後に とても大きな「ほっ」がありました。
(敬称略)
RIVER(2012年 ギャンビット/トラヴィス) [哀]
「私は歩く 歩いてゆく -秋葉原から新しい明日へ-
ひかり(漣佛美紗子) ひかりの母/弓子(根岸季衣)
スカウトマン/修(田口トモロヲ) カメラマン/沙紀(中村麻美)
ミュージシャン(Quinka with a Yawn) 尾崎(柄本時生) メイド/桃(菜葉菜)
地下道の住人/佑二(小林ユウキチ) クリス(小林優斗) 他
数年前・・・秋葉原で起きた連続通り魔事件。
この事件で恋人を失ってしまった ひかり は 心に折り合いをつけられず 事件から三年ほど経過した頃 ようやく家の外の出られるようになり あてもなく秋葉原の街を歩いている。
彼の面影を探しながら秋葉原の街を歩くひかり・・・
そこで出会う様々な人たちとの交流を通じて 彼女の心模様は様変わりしていき そして 再び歩きはじめる・・・
ドキュメンタリーとも少し違う 一風変わった作品です。
喪失感を抱えた主人公は 理由も意味もないように 彼が命を落とした街 秋葉原をさまよい 歩いている。そこで出会う人たちも また それぞれの事情を抱えて生きている。
突然の悲しみから引きこもり やがて うつむいてばかりの顔と心を 少しずつ上げていく・・・そんな心情を 少ない台詞と 少ない表情の中で表現しています。
(敬称略)
ひかり(漣佛美紗子) ひかりの母/弓子(根岸季衣)
スカウトマン/修(田口トモロヲ) カメラマン/沙紀(中村麻美)
ミュージシャン(Quinka with a Yawn) 尾崎(柄本時生) メイド/桃(菜葉菜)
地下道の住人/佑二(小林ユウキチ) クリス(小林優斗) 他
数年前・・・秋葉原で起きた連続通り魔事件。
この事件で恋人を失ってしまった ひかり は 心に折り合いをつけられず 事件から三年ほど経過した頃 ようやく家の外の出られるようになり あてもなく秋葉原の街を歩いている。
彼の面影を探しながら秋葉原の街を歩くひかり・・・
そこで出会う様々な人たちとの交流を通じて 彼女の心模様は様変わりしていき そして 再び歩きはじめる・・・
ドキュメンタリーとも少し違う 一風変わった作品です。
喪失感を抱えた主人公は 理由も意味もないように 彼が命を落とした街 秋葉原をさまよい 歩いている。そこで出会う人たちも また それぞれの事情を抱えて生きている。
突然の悲しみから引きこもり やがて うつむいてばかりの顔と心を 少しずつ上げていく・・・そんな心情を 少ない台詞と 少ない表情の中で表現しています。
(敬称略)
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