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今夜、ロマンス劇場で(2018年 ワーナーブラザーズ映画) [喜]

運命なんて飛び越えて 私はあなたに逢いにいく。

今夜、ロマンス劇場で①.jpg


美雪(綾瀬はるか)  牧野健司(坂口健太郎)
成瀬塔子(本田翼)  本多正(柄本明)    俊藤龍之介(北村一輝)
吉川天音(石橋杏奈) 山中伸太郎(中尾明慶) 病室の老人(加藤剛)

時代背景は1960年 映画が一番の娯楽だったころ・・・

田舎から出てきて7年が経つ 牧野健司 の夢は映画監督になること。
一応 助監督ではあるが まだまだ雑用ばかりの日々。古いアパートに住み 現場との往復が毎日の中 唯一の楽しみは 本多が営む古い映画館「ロマンス劇場」で見つけた 古いモノクロのB級映画「お転婆姫と三獣士」。

誰も観ない映画だが 健司にとっては最高の作品。なぜなら 映画のヒロインで お転婆女王の 美雪 に恋をしたからだった。

今夜、ロマンス劇場で②.jpg


ところが その映画は収集家に売られることとなり 健司は彼女の最後の姿を目に焼き付けようと観ながら 彼女に逢えることを願う・・・
その時 突然の雷鳴と停電・・・そして見上げた先には モノクロの美雪がいた。

女王様のお転婆に振り回されながらも 健司の想いは深まり いつしか美雪も健司に想いを寄せるようになる。
が 美雪には 人のぬくもりに触れたら消えてしまうという秘密があった。
それは スクリーンの中から現実世界へ出るための代償だった。

互いの想いながらも 触れられない・・・

切なくとも どうしようもない事実に向き合い 二人が出した答えは・・・

今夜、ロマンス劇場で③.jpg


冒頭の老人と看護師の会話・・・これがエンディングでとてつもないラブストーリーへと繋がります。
現実には起こりえない物語の中に 切なくも羨ましく そして 儚くも美しく 素晴らしい愛情が溢れています。

                                       (敬称略)
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