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昼顔(2017年 東宝) [哀]

昼顔①.jpg


互いに結婚していながら惹かれあい 一線を越えた関係になってしまった 笹本紗和(上戸彩) と 北野裕一郎(斎藤工)。
それぞれの夫と妻を傷つけ 関係が明るみになった結末は・・・別れだった。

ここまでがTVドラマであり 映画はその続編。

昼顔③.jpg


あれから3年・・・
紗和は知り合いのいない海辺の町で 慎ましく暮らしていた。杉崎尚人(平山浩行)が経営するレストランの見習いと 狭いアパートの往復が生活の大半だった。

北野は大学の非常勤講師となり 蛍に関する公演を行うことになったが 偶然にも それは紗和が暮らす街だった。

昼顔②.jpg


広告で北野の公演を知った紗和は 足を向けずにいられなかった。そして講演の途中 北野は紗和の存在に気付く・・・
再び巡り合った二人は逢瀬を重ねていく・・・が 北野の妻 乃里子(伊藤歩)に気づかれてしまう。

現在上映中ですので 詳細は記しませんが 途中までの流れを裏切るような 驚きもあり 悲しみと僅かな希望が垣間見える結末でした。

黒沢あすか のキャラクター作りが素晴らしく 荻原みのり の一言 「不倫は恋じゃない」にゾクッとしました。

黒沢あすか 荻原みのり 志賀廣太郎 三浦誠己 渋川清彦 松井大吾 中村育二

世界の人口は約74億人 男女ともに約37億の人々が存在しています。
この中で一人の人間が出会う人数・・・しかも結婚を決断するまでに出会う人数・・・
数百か数千か・・・いずれにしても 結婚した後に 想い想われる異性と出会うことは 珍しいことではないように感じます。
その時に 自分や相手が結婚していたとしたら・・・
相手を傷つけないために 自身の心を封印するか しかし果たして封印できるものなのか。
それとも 正直に想いを伝え 別れをお願いするのか・・・
いずれにしても 不倫とは夫や妻がありながら 他の異性と深い関係になる・・・順序が違いますし 落度がない相手であれば 何の罪もない人を 突然に 深く 執拗に傷つけてしまいます。
抑えられない想いはありますし そういう相手に結婚後出会ってしまうこともあります。
少なくとも 自身の戻る場所を維持するような方法ではなく 落度のない相手のダメージを少なくすることを最優先に行動するのが正しいのか・・・

自分ならどうするか・・・ 難しいです。

                                       (敬称略)
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