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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2007年 若松プロダクション) [怒]

1969年代後半 世界的な左翼運動全盛時代 日本でも反権力的な学生運動が盛んであった。その中でも より真剣に革命の実現を信じた連合赤軍の若者たち。
彼らは 何に突き動かされ 何を求め どのような道程で あさま山荘立てこもりへと至ったのか・・・連合赤軍側の目線で描かれています。

実録連合赤軍あさま山荘への道程①.jpg

森恒夫(地曵豪) 永田洋子(並木愛枝) 遠山美枝子(坂井真紀)
坂口弘(ARATA/井浦新) 重信房子(伴杏里) あさま山荘管理人(奥貫薫)

佐野史郎 渋川清彦 日下部千太郎 大西信満 中泉英雄 伊達建士 椋田涼 
粕谷佳五 川淳平 桃生亜希子 笠原紳司 ほか

実録連合赤軍あさま山荘への道程③.jpg

この作品は低予算となり 制作費の一部はカンパを募ったそうです。若松監督が所有する宮城県の別荘を あさま山荘として使用。放水から解体まで行い撮影されています。
宮城県山中では長期合宿を行い 焦燥感のある空気を創り出すと共に 撮影は順撮りで行い 出演者の憔悴していく様がリアルに そして恐ろしく描写されています。

実録連合赤軍あさま山荘への道程②.jpg

私が生まれた年代に起こっていた出来事であり 両親は 20代前半・・・彼らと同年代です。地方在住であり 大学にも進学していませんので 報道で知るのみであったと思います。国家や体制に反発し 自身が戦うことに異論はありませんし 同調する仲間たちと共闘することもしかりです。
が 行動途中で心情に変化が表れたり 思想が違ってきた者が離れないように 暴力で支配しようする行為は賛同できませんし 人の命を奪うことは絶対に許せません。しかも本作品のような非人道的な行為には震えます。

戦いを仕掛ける者 と 戦いを受けて立つ者 無関係の人たちを苦しめずに 当事者同士で如何様にでも戦えば・・・という乱暴な感情になってしまいました。

                                       (敬称略)
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