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ラヂオの時間(1997年 東宝) [楽]

三谷幸喜 初監督作品。

ラヂオの時間①.jpg

初めて書いた脚本が採用された 鈴木みやこ(鈴木京香) は プロデューサー 牛島龍彦(西村雅彦) の言葉に期待を寄せる。

が ヒロイン役 千本のっこ(戸田恵子) のわがままに始まり 彼女をよく思っていない 他の役者たちも口々に自己主張を繰り返し始める。

ラヂオの時間②.jpg

脚本のメロドラマは 胡散臭いSFファンタジーのようになり 主人公やヒロインの 設定も 日本人から外国人に変わってしまう。
しかも 生放送ということで 辻褄を合わせることに奔走し ディレクター 工藤学(唐澤寿明) や アシスタント 永井スミ子(奥貫薫) もドタバタと行き当たりばったりでその場を凌いでいく。

しかし 余りに自分の脚本から変わっていく放送に 渋々了承していた みやこがキレて スタジオに閉じこもってしまう。
みやこ の純粋さを感じていた工藤は牛島に抗議するが却下され ブースから出て行ってしまう。

出て行った工藤は外部からブース内に指示を出し ここから一悶着あるものの 奇妙なチームワークが生まれ ラジオドラマはみやこの希望していたエンディングを迎える

ラヂオの時間③.jpg

井上順 細川俊之 小野武彦 梶原善 田口浩正 並樹史郎 モロ師岡 らの製作チームと それに関わる 布施明 梅野泰晴 近藤芳正 藤村俊二 らの名演。
深夜のラジオドラマというマイナーな題材を 三谷作品らしく ドタバタなコメディを スピーディーに 少しの感動を織り交ぜて描いている懐かしい作品です。

                                                          (敬称略)
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