SSブログ

謝罪の王様(2013年 東宝) [楽]

何かのトラブルだったり クレームだったり 揉め事の際によく出てくる 実態のない言葉 「誠意」。 これって一体何なのでしょう??? 非を認めた側が精一杯の気持ちを表していても 受取る側次第で「誠意がない」などと言われてしまう。
反対に後ろを向いたときには ぺロッと舌を出していても 表現力や演技力があれば 「誠意が見える」 と受取って貰える・・・難しいものです。

そんな「謝罪」をテーマにしたコメディ映画です。 謝罪師を名乗る 東京謝罪センター所長の 黒島譲役の 阿部サダヲ このようなコメディには もってこいの役者さんです。

謝罪の王様①.jpg

case 1恐い人達に謝りたい!
司法書士を目指す帰国子女の 倉本典子(井上真央) が 小磯一家(ヤクザ)と接触事故を起こしてしまう。

case 2 セクハラを謝りたい!
下着メーカー社員の 沼田卓也(岡田将生) は共同プロジェクト担当者の 宇部美咲(尾野真千子) からセクハラで訴えられる。

謝罪の王様②.jpg

case 3 謝罪会見で謝りたい!
大物俳優 南部哲郎(高橋克実) と 元妻で大物女優 壇乃はる香(松雪泰子) の息子が傷害事件を起こしてしまい  黒島が謝罪会見のプロデュースを担う。

case 4 過去の過ちを謝りたい!
バツ1だが コロンビア大学を卒業し 27カ国で弁護士資格を取得した 一流国際弁護士の 箕輪正臣(竹野内豊) が離婚して離れてしまった娘に 手を挙げてしまった過去の過ちを懺悔する。

謝罪の王様③.jpg

case 5 国際問題を謝りたい!
映画プロデューサー 和田耕作(荒川良々) の作品に たまたま来日していたマンタン王国・皇太子が出演していたことが発覚。マンタン王国皇族の肖像権侵害に対して 謝罪に行くものの誤解が生じ 国際問題へと発展していく。

と 5つのトラブルで 黒島が様々なパターンの謝罪を展開し 解決に導く物語が 豪華な役者さんたちにより コミカルにテンポよく描かれています。case 6では 黒島が謝罪を生業とし 謝罪にこだわることになった いきさつが描かれていて case 1 の倉本典子は黒島の助手としてかかわっています。

謝罪の王様④.jpeg

                                                           (敬称略)
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。