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赤と黒の熱情(1992年 東映) [怒]

20代前半の頃 当時はアウトロー的な様に憧れていたこともあって 劇場で観た 切なくも固い 男同士の友情を描いた邦画です。

赤と黒の熱情①.jpg

ヤクザの 松浦盾夫(陣内孝則) は 組の資金三億円を盗み出した 弟分 矢崎文治(柳葉敏郎) の始末を命じられる。 親の命令は絶対の渡世であり 盾夫は自分が始末しなければ 文治が組織になぶり殺しにされると思い・・・自ら手を下す。
ところが文治の妹 矢崎沙織(麻生祐未) に現場を見られてしまい 沙織はショックで記憶障害となってしまい 更に 組織の罠で麻薬漬けにされてしまう。

赤と黒の熱情③.jpg

6年間を精神病院で過ごした沙織・・・ 同じく6年間服役し 出所した盾夫・・・。
盾夫は沙織への罪滅ぼしに 沙織を気遣ってくれていた 神津研作(中村トオル) と共に失ってしまった記憶の代わりに 美しい過去をつくりはじめる。

赤と黒の熱情②.jpg

しかし、行方知れずの三億円を追って 元組幹部の 桐島克則(古尾谷雅人) が策略を巡らしており 研作は殺されてしまう。 そしてその時 沙織が記憶を取り戻す・・・。
記憶と共に文治が言い残した言葉も思い出し もう一度桐島に憎しみの目を向ける沙織。三億円など もはやどうでもよく 文治の遺書に涙するのだが・・・

ここからクライマックスとなり 桐島とその配下多勢に対して 盾夫は沙織を守るべく向かっていく。

真っ赤な熱と真っ黒な情・・・ 陣内孝則と柳葉敏郎が格好良く表現していて 当時は憧れたものです。 麻生祐未も精神状態が激変する沙織の変化を 目と 表情と 身体で 怪演しています。

                                                            (敬称略)
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